眺めていたいような、美しい家電がまたバルミューダから登場。
2024年11月6日、バルミューダが発表したのは温度調整機能つき電気ケトル「MoonKettle(ムーンケトル)」とカセットコンロ「Table Stove(テーブルストーブ)」。今回の新作もバルミューダらしい洗練されたフォルム。これまでのバルミューダアイテムの中でも特に斬新な、ほかとは一線を画す美しさでありながら高機能なんです。
ルックスはまるで鉄瓶。特徴的なハンドル
「MoonKettle」は、1度単位の温度調整や30分間の保温、容量900mlと見た目だけではなく使い勝手も抜群の電気ケトル。
鉄瓶から着想を得たというクラシックなハンドルは、安定して注げるように固定されているため持つ場所を選びません。しかも、50〜100度まで1度単位でお湯の温度を調整可能。玉露は60度、コーヒーは90度…といったように飲みものに合わせた最適な温度で抽出できますね。
そして、MoonKettleの容量は900mlと大容量。既存品の「BALMUDA The Pot」では600mlだったところから容量が大幅にアップしました。
操作音と土台の光も、なんだか情緒があります。サウンドは3種類から、リングライトの明るさは3段階に変更が可能です。私自身BALMUDAのアイテムをいくつか使っていて思うのは、動作の完了した音が「ピーッピーッ」という音ではなく、バルミューダのメロディだと急かされている感じが和らぐんですよね。
このMoonKettle、フォルムの美しさとメロディの愛嬌が相まって、毎朝の湯沸かしのたびにちょっとワクワクさせてくれそうな一台です。
幅広の鍋も使える「Table Stove」
もう一つの新作が「Table Stove」。
独自の放熱機構により土台がわずか73mmととても薄い。卓上調理でも料理を見やすく、そして取り分けやすいつくりになっています。これまでのカセットコンロってどうしても高さがあり、座ったままでは鍋を覗き込まなくてはならず調理も取りわけもしづらい。でも、この薄型のカセットコンロならそれがないのです。
しかも、直径30cmまでの鍋やフライパンが使えるゆとりのある幅広設計。おでんやパエリアなんかも作れるし、大人数のおうちでも食卓調理ができるから料理の幅が広がること間違いなし。
さらに、食卓で保温しながら食べるようなおでんや鍋料理に活躍しそうなのが、弱火の火力調整がスムーズにできる「弱火ノッチ機構」。これなら鍋をつつきながらゆっくりと団らんを楽しめますね。
バルミューダの今回の新作2品は、すでに予約受付を開始。MoonKettleは11月14日、Table Stoveが11月22日以降に順次発売です。道具として愛でたい味のあるフォルムのこの二つ。思わず目立つところに置いておきたくなりますね。
Source: バルミューダ