このメタル感が印象的なデジタル時計｢CASIO CLASSIC A1100｣は、1970年代後半に発売されたモデル｢52QS-14B｣のデザインを完全復刻したモデル。時計のデジタル化が進み始めた70年代後半に考えられた｢未来っぽいデザイン｣は今見ても斬新。レトロフューチャーそのものです。
フルメタルのメカメカしい8角形の縦長角型ケースは、いま見ても斬新で未来感あふれるデザイン。ケースからブレスレットまでほとんどのエリアをメタルで仕上げ、時刻表示周辺のガラス部分のみをブラックアウト化した、メタル部分が主張する“鉄仮面風”デザインです。
パーツごとに光沢をなくし、つや消しを施したヘアライン仕上げと、光沢感があるミラー仕上げを使い分けた質感の高いメタルパーツが印象的。また通常は、ケースサイドに配されるボタン類をあえてケース正面に配置することでメカニカルな雰囲気を盛り上げます。
見た目のインパクトだけでなく、腕に装着している状態でも操作しやすいユニバーサルデザインです。
70年代のデザインと時代感
カラーリングは、シルバーのメタルカラー（税込1万6500円）と、ゴールドカラー、ブラックカラー（ともに税込2万2000円）の3種類。ブラックカラーはガジェットっぽい雰囲気を醸しだすグリーン液晶とグリーンのフォントを採用しています。
生活防水仕様でストップウォッチ、時刻アラーム、時報、オートカレンダー機能を装備。ムーブメントは電池式クオーツで、機能面でも当時のデジタルウォッチを再現。
1970年代後半は、時計のムーブメントのクオーツ化、表示のデジタル化が急速に進んだ時期。日本のクオーツデジタル時計が世界中を席巻した時代です。この｢CASIO CLASSIC A1100｣も当時の日本時計の勢いをそのまま包み込んだようなモデル。70年代後半の日本の人々がイメージする未来を描いた、正真正銘のレトロフューチャーウォッチです。
Source: CASIO
