Googleマップが登山ルートの表示に対応することが明らかになった。まずは米国から順次開始される。
これはAndroid/iOS版のGoogleマップで、登山などのルートが表示可能になるというもの。先行して提供が開始された米国では、国立公園を検索すると登山ルートの開始点と終了点が表示されるほか、それぞれについてGoogleマップコミュニティに投稿されたレビューや写真が表示される。さらにキャンプ場やトイレなど、公園内で人気のあるスポットを検索することも可能であるなど、登山計画の立案時から現地での行動時に至るまで、幅広く利用できるようになっている。これまでGoogleマップで登山道を探すには「YAMAP」などのサイトから登山家が歩いたルートをダウンロードしてマイマップにインストールするなど手間がかかっていただけに、今回の件はまさに朗報といったところ。また、登山道は土地の高低差も考慮しなくてはいけないだけに、それらの情報が決して強いといえないGoogleマップにフィードバックされることで、一般道のルート案内の精度がより高まる可能性もありそうだ。ちなみにGoogleは今回のこの機能について、今後数カ月以内に世界中に展開予定としている。
