シャニーナ・シェイク氏(インスタグラムのフォロワーは330万人)は、インキュベーターのビューブルと提携して、初の美容分野のベンチャーをローンチする(このほかにも進行中のベンチャーがある)。ブランド名はリトアニア語で「島」を意味する「サラ(Sala)」で、9月頃にマスカラ1本でローンチする予定である。
シャニーナ・シェイク氏(インスタグラムのフォロワーは330万人)は、インキュベーターのビューブル(Beaubble)と提携して、初の美容分野のベンチャーをローンチする(このほかにも進行中のベンチャーがある)。ブランド名はリトアニア語で「島」を意味する「サラ(Sala)」で、9月頃にマスカラ1本でローンチする予定である。
インキュベーターとの提携で「サラ」をローンチ
ビューブルから連絡を受けたとき、シェイク氏は、インフルエンサーやモデルによるブランドをインキュベートしてきたビューブルについてすでによく知っていた。ビューブルはシェイク氏の友人でモデル仲間のエルザ・ホスク氏と共に製品をローンチしている。ホスク氏とビューブルにはBBxエルザ(BBxElsa)という、リップ・コントア・ワンド、クッションチーク、ネイルポリッシュからなる小さなコレクションがある。ビューブルが手がけたブランドはすべてD2Cで販売されており、シェイク氏のマスカラはローンチ時には20〜30ドル(2700〜4000円)の間の価格になる予定だ。
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「シャニーナ(・シェイク氏)はインタビューで自分のビューティルーティンについて頻繁に語っており、長年の経験で培った美容業界の知識やノウハウを紹介している」と述べているのは、ビューブルの共同創業者のヒーキョン・ソ氏だ。「それゆえに、彼女と提携して美容ブランドをローンチするのは自然だと思った。彼女の洞察は、消費者のニーズと欲求を満たす高品質で本物の美容製品を作成する上で価値があると確信していた」。
消費者による精査後に製品製造を行うビューブル
ビューブルには、15人から成る消費者グループによって精査されるまで製品を最終製造段階に進めないという特徴がある。ソ氏によると、コミュニティメンバーはウェブサイトで登録でき、公募でグループの選択を行っているという。ビューブルは通常、処方について最終決定する前にそのグループとの3~4ラウンドのサンプリングを行うが、それが6ラウンドに及ぶ場合もある。そのようなサンプリングを実施して、ビューブルはインフルエンサーのテニ・パノシアン氏と共同で立ち上げたブランド、マンデーボーン(Monday Born)で大成功を収めた。マンデーボーンのリピーター率は約50%だ。
シェイク氏は「私にとって事業に取り組むには最適なときだった。母親になったし、事業に取り組んで、自分のブランドを立ち上げ、私を応援してくれるファンとのコミュニティを構築する準備ができていた。いつ製品ラインを出すのかといつも尋ねられてきたから」と述べている。同氏はKビューティ企業のビューブルに特に魅力を感じていたという。「韓国は成分と製法で最先端をいっている」。
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