答えはこのヒンジ技術、ということですね。
第5世代目となるGalaxyの折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip5」と「Galaxy Z Fold5」ですが、発表時に編集部の一部がどよめきました。
「折りたたんだときの隙間が…!」「ない…!」
どういうこと?と思う方もいるでしょうから、ここで前モデルであるGalaxy Z Fold4の画像をご覧ください。
あるんです。Galaxy Z Flip4とGalaxy Z Fold4を折りたたむと隙間があったんです。
いくらフレキシブルなディスプレイパネルといっても、曲げ角がキツければ折り目がめだっちゃう。だから当時としてはこれが限界だったといえます。
でも今回は違うんです。
Galaxy Z Fold5の厚さを前作と比べたら
Galaxy Z Flip5の厚さを前作と比べたら
このようにぴったぴたに閉じ、その分、薄くなっています。
今回はティアドロップ(水滴)形状となるように、ディスプレイパネルをゆるやかに曲げるフレックスヒンジ構造を採用したんですね。
おかげでピッタリと閉じても、従来よりもディスプレイパネルの曲げ角がキツくなく、折りシワも目立たなくなるでしょう。
たったの数ミリの話です。でも見た目は段違い。製品としての完成度が一気に高まったと感じるじゃないですか。Galaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5を好ましく思わせる、重要な技術ポイントとなりました。
Source: Samsung