Windows 11対応のGeForceドライバがリリース。品質を高める「DLAA」もテスト実装

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 米NVIDIAは20日(現地時間)、同社製ビデオカード向けドライバのGame Ready DriverおよびStudio Diver 472.12を配信開始した。このバージョンより、10月5日に提供開始となるWindows 11を公式サポートする。なお、同社のドライバは6月よりプレビュービルドをサポートしていた。

 新ドライバではDirectX 12 Ultimateを完全サポートするほか、SDRゲームを自動でHDR相当にする「Auto HDR」をサポート。GeForce RTXビデオカードではGPUから直接ストレージにアクセスする「DirectStorage」に対応する。また、Windows Subsystem for LinuxではGPU支援のAI機能も利用できる。

 そのほかGame Ready Driverでは、今後リリースされる「Alan Wake Remastered」、「Diablo II: Resurrected」、「Far Cry 6」、「Hot Wheels Unleashed」、「INDUSTRIA」、「New World」、「World War Z: Aftermath」といった新ゲームタイトルに対応。

 加えて、「Elder Scrolls Online」のテストサーバーでは、「NVIDIA DLAA(Deep Learning Anti-Aliasing)」をサポート。DLSSと同じ技術を使ったディープラーニングベースのアンチエイリアスで、性能向上を図るDLSSとは異なり、ネイティブ解像度でイメージ品質を大幅に高めることをコンセプトとしたものとなっている。

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