アートのようなコンピューター。
高級なカスタム・コンピューターと言っても、ハイスペックのゲーミング用から自作モデルまでいろいろです。だけど中身のパーツよりも、使っている素材やデザインで格調が高いというものもあるんです。
木材を使った職人の技
カリフォルニアのMYTHIC社が作ったのは、27点限定の木製コンピューター「Apollo」。
ウォールナット、桜、楓の木から削り出し、現代的で直線的なミニマリズムに対抗した有機的な曲線のデザインが特徴です。職人が手作りするので、大量生産はできません。
ミニマムで美しい曲線
金属やプラスチック製のカクカクした、現代コンピューターに抗うべく生み出された「Apollo」。メインのパーツは本体、13.3インチのポータブル4Kディスプレイ、磁力で脱着できる画面裏のスタンドといった構成。
野菜の染料で染めたトスカーナ州の革製リストレストが付属し、OSは本作のために設計されたLinux カーネルを使っているそうです。
USB-Cが3つと、Wi-Fi、Bluetoothもあり、ウェブブラウザーにメールクライアントなどのソフトもありますが、注文時にいろいろカスタムできるとのこと。
いつか文鎮化?
値段や発送については、メールで見積もりをするという仕組み。
芸術的だしきっとお高いんでしょうけど…何年かしたらスペック的に古くなって、お役御免になるなら道楽PCだよなぁと思ったり?
Source: vimeo, MYTHIC via designboom