【まとめ】昨日Appleが発表したもの。注目はM3チップ!

噂通り出ましたね。

10月31日は日本のApple(アップル)ファンにとってハロウィンよりも新型パソコンで盛り上がった日。開催1週間前のアナウンス&30分ほどの短いイベントでしたが、しっかり大物が登場しました。

発表されたのは新型MacBook Proとデスクトップの新型iMac。どちらも、Apple初の3nmテクノロジ採用のチップM3(M3・M3 Pro・M3 Max)が搭載されています。

14インチ・16インチ&M3チップ3種類の組み合わせ

ボディは前モデルよりもちょっとスリムになっていますが、素材自体は変わらず100%アルミニウムのカスタム合金。画面はLiquid Retina XDRディスプレイ。画面の明るさは持続輝度が1000nits、最大1600nits。

新型MacBook Pro購入検討している人は、まずスクリーンサイズで考えるとわかりやすいかも。14インチ16インチがあります。

サイズを選んだら次はチップ。M3チップは3種類あります。14インチには、M3・M3 Pro・M3 Maxのチップが選べます。16インチはM3 Pro・M3 Maxの2種類のみ。

サイズとチップの次は色。14インチのM3モデルは、スペースグレイとシルバーの2色展開。それ以外の組み合わせはスペースブラックとシルバーの2色展開。スペースブラックが今回の新色で、指紋がつきにくい仕上げになっているそうです。

オールブラックでかなりかっこいいので、見た目重視でチップもアプグレすることになりそうな気が…。

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Photo: Kyle Barr/Gizmodo US

サイズ、チップ、色を検討したら、あとはメモリやストレージで構成を選んで完成です。14インチのM3モデルは最安値の組み合わせで24万8800円。16インチのM3 Max最高位モデルで64万4800円。同シリーズ内の価格差すごいです。

M3チップの魅力

性能とエネルギー効率爆上げを約束するM3チップ、M3・M3 Pro・M3 Maxの三兄弟。AIやマシンラーニングにも照準を当てており、次世代パソコンのバズワードが詰まったプロセッサです。

末っ子のM3チップは、M1チップ搭載の13インチMacBook Proよりも、最大で5.1倍スピーディ。Appleいわく、マルチタスクもサクサクで、アプリやゲームの次世代コンテンツ処理にも十分な性能。

真ん中のM3 Proは、研究者やプログラマー、クリエイターなど1段階レベルが上の負荷がかかる作業を必要とする人向け。CPUは最大12コア、GPUは最大18コアで、M1搭載のMacBook Proと比較すると最大2.4倍高速化。Appleいわく、ゲームなどグラフィックス系タスクでは、肌で実感できるスピードアップとのことです。

トップモデルのM3 Maxは、かなりヘビーなタスク向けでプロのためのチップです。Appleいわく、3Dレンダリングに科学分野の解析、医療用画像の処理もなんのその! CPUは最大16コア、GPUなんて最大40コア! M1 Maxと比較すると最大2.5倍高速化されています。16インチモデルならバッテリーも最大22時間。

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Image: Apple

お久しぶりの買い替えでIntelチップ搭載モデルからという人は、M3が最大17倍、M3 Proが5.7倍、M3 Maxが11倍高速化されています。

M3チップ搭載のカラフルiMac

3年の時を経てアップデートされた新型iMac。iMacといえばポップなカラーが特徴。今回も、ブルー・グリーン・ピンク・シルバー・イエロー・オレンジ・パープルの7色(エントリーモデルは4色のみ)。

フレームわずか11.5mmの激薄画面は、24インチRetinaディスプレイ。明るさ500nitts。iMac史上最高のカメラシステムは、1080p FaceTime HDカメラ。6スピーカーサウンドシステムで空間オーディオを実現。

M3チップ搭載で、M1搭載iMacと比較すると最大2倍、最新Intel Core i7搭載の24インチWindowsと比べると最大4倍高速化

19万8800円から、最高位モデルは26万2800円。

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Image: Apple

MacBook Pro、iMacともに今すぐ注文可能で、発売は11月7日です。

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