こうすりゃいいのね! 助手席の荷物が倒れないモノ用シートベルトがコロンブスの卵的な

GIZMODO

2022年1月14日の記事を編集して再掲載しています

早くも今年のベストガジェット入りか。

ドライブスルーで買ったファストフードの袋をポンと助手席に置いて運転してたら、何かの拍子に急停車。ふと見ると案の定、助手席の床にフライドポテトがぶちまけられてた…なんて経験ないでしょうか? その悔しさがわかる方は多分、BAGOの素晴らしさも理解してくださると思います。BAGOとは、車を飛ばしてても、急ブレーキを踏んでも、あらゆる荷物を立てた状態でキープしてくれるシートベルトです。

荷物を立てておきたければ人間用のシートベルトをすればいいとか、それ用の箱か何かをトランクに常備すべきとか、そういう原則はわかります。でも、ひとりで運転してるとき、特にドライブスルーで何か買うときは、やっぱり助手席にポイッと置いちゃうのが簡単です。それにシートベルトってじゃぶじゃぶ洗えるもんじゃないから、ポテトの油が染み込んだらやだな…みたいな感覚もあります。あと、駐車場の狭いスーパーで買い物したら、後ろがきつくてトランク開けられない場合もありますよね。スーパーの買い物って重いものと軽いもの、固いものと柔らかいものが混在するから、なるべく倒したくないものです。でも、そういうときに限って、運転してると前の車が急に止まったり、道路にでこぼこがあったりして、ポテトが宙を飛び、スーパーの袋が倒れてトマトがつぶれるわけです。

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Video: BAGO – For Bags to Go / YouTube

でも、BAGOがあればもう大丈夫そう。使い方も動画を見る限り簡単で、BAGOの片方の端をグローブボックスに入れてフタを閉じ、もう片方の端にあるクリップで立てておきたい袋を挟んで、袋はフロアマットに置きます。袋がぐらぐらしない程度にストラップの長さを調節すれば完了です。あ、袋の置き場所は助手席の上じゃなくて助手席側の床なので、床をきれいにしといたほうがいいですね。何しろトランクの開け閉めすら面倒な人だとしたら、車の床の掃除とか普段しないですよね。私か。

BAGOはまずKickstarterで提案され、出資者は22ドル(約2,500円)でBAGOをひとつ受け取れるっていう条件で、3,400ドル(約38万円)以上集め、今年5月に出荷予定です。Kickstarterはもう締め切られてるんですが、考案者のDan Stevensonさんは今INDIEGOGOにもBAGOを出していて、価格は同じで出荷予定は6月になってます。

クラウドファンディングはどんなものでも、最終的に成果物が手に入らないリスクを伴うし、特に今はコロナ下でサプライチェーンがカオスです。でも、BAGOはシンプルな作りで、今不足しているチップとか半導体系は入ってないようです。だからどっちかっていうとクラウドファンディング特有のリスクより、明日車で何かをぶちまけるリスクのほうが大きいような気がしますが、いかがでしょうか?

※価格など表示内容は、執筆現在のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。

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