カメラの長時間露光で、ゼロの領域へ

デイリーポータルZ

こんなことをしました

写真はフラッシュを使って明るく撮るのがおもしろいと思っていたが、逆にカメラのレンズを暗くするフィルターを買った。

今日は思いっきり長時間露光で遊んでみたいと思う。

1986年埼玉生まれ、埼玉育ち。大学ではコミュニケーション論を学ぶ。しかし社会に出るためのコミュニケーション力は養えず悲しむ。インドに行ったことがある。NHKのドラマに出たことがある(エキストラで)。(動画インタビュー)

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NDフィルターで遊ぼう

カメラのレンズを暗くするフィルター(NDフィルター)というものがある。

これを使うとシャッタースピードを長くすることができ、それによって味わいのある写真が撮れるようになる。

滝の水流が白い糸の束のようになっている写真を見たことがあるだろう。それはこれを使って撮るものだ。ただ僕は滝を見る趣味がないので写真は特にない。

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ものとしてはこういうものです。真っ黒なフィルター。

これはND2~400という、暗さが調整できるフィルター。ただND400(400分の1の暗さになる)にすると、特性上モヤがが出てきてしまうため、そこまでは使えない。

MAXパワーで使うとオーバーヒートしてしまう機械みたいで良い。

これを使って遊んでみたい。まずはたとえとして「顔が2つある人」だ。

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シャッタースピードを20秒にして10秒右を向き、
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10秒左を向いた写真を撮る。

すると出来上がったのがこちら。いにしえのイチローのキャプチャ画像みたくなるぞ。

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テンション上がってきた

左右を振り向くにしても、首の振り幅を大きくするとまた違った味わいになる。

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くいっ、くいっ
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おわかりだろうか……。ここに白木屋のおじさんがあらわれたことを……。

自分の体の中から白木屋のおじさんがでてきた。ミステリーは身近なところにあるのかもしれない……。

顔三つではどうだろうか。

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各10秒、計30秒かけて阿修羅のような三面顔になってみる

顔を三つにしようとしたら、顔二つの時より色が薄くなってしまった。

かつて編集部の安藤がNDフィルターを使った記事を書いていたのだが、分身は数が増えるほど薄くなってしまうようだ。

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見えるかな? 人類の進化の過程はかなり薄い(「人ごみの中、一人ぼっちの写真を撮る」)
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逆に完全に消えてみる

長時間露光の写真は数が増えたり移動したりすると、色が薄くなってしまうことがわかった。

ならばいっそ、その場にいながら消え去ったりできないだろうか。激しく動くのだ。やってみた。

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準備はオーケー!
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うおお! 心を燃やせ!!!
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ゼロの領域へ!!

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極限状態へ行くようす。

思ったよりヘニョヘニョした動きだ。だがその先にゼロの領域が待っていたのである。

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これがゼロの領域、その先だ!
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ゾーーーーーーン!!!!

以上、NDフィルターでちょっと遊んでみたようすをさっくりとお届けした。なんとなく幻想的になって楽しいのが伝わっただろうか。

その幻想と引き換えに誰が写っているのかわからなくなるが、それはまた別の話である。

君も身体すべてを使ってファンタスティックに生きていこう!

ぼくはちゃんと滝でも撮りに行こうかと思います。

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