これうれしい…?
パンデミックの期間中にリモートワークが一気に定着したのかと思いきや、実はそうでもないみたいです。いまや北米でも、社員を出社させようという試みが、あの手この手で展開中。グーグルも負けてないみたいですよ。
社内にホテルルームを完備
CNBCは、Google(グーグル)のSundar Pichai CEOらが中心となって進めた、本社ビルにホテルルームを完備した計画について報じました。
リモートワークを好み、なかなか出社してこない社員への対策として、9月30日までの特別企画を実施。
週のうち3日は出社して仕事するよう、昨年から求めてきたGoogleですが、この企画で、さらに出社回数が増えることが期待されているんだとか。
朝オフィスまで通勤する煩わしさから解放され、代わりに遅くまでゆっくり眠れて、ストレスも軽減されます。起きたらおいしい朝食が用意されており、始業時間まで運動することだって可能です。
こんなふうに社内の企画広告で呼びかけられているんだそうです。もちろん、この特別ルームに宿泊する日は、仕事が終わったら通勤で帰宅する煩わしさからも解放され、ゆっくり自由な時間を余分に取れるとも宣伝されていますね。
有料でも使いたい?
しかしながら、この社内ホテルルームの利用には、1泊につき99ドル(約1万4000円)を社員が支払うことも関係しています。
会社からの補助は一切なし。Googleは、出張のための旅費を会社で負担することを極力減らす方針にしているらしく、それは今回の特別企画にも当てはまっているとのことです。
すでにGoogle社員の反響は、「えっ、それって高くない?」というもの。 1か月ずっと利用したら軽く40万円超の住居費に換算されます。
社員が会社に給料を還元させられているみたいなどなど、否定的なコメントが目立っています。
そういえばイーロン・マスク氏は、Twitterを買収してから社内にベッドルームを完備して働きづめにさせているとのニュースが流れていましたけど、確かあれは無料で利用できたような? もしやイーロン・マスク氏のほうが、実は社員に優しかったのかな~。
Source: CNBC