MacBook Pro、M2以外にもココが変わった

GIZMODO

1年後輝き出す端末。

Apple(アップル)は先日最新チップのM2 Pro / Maxを搭載したMacBook Proを発表しました。 チップだけが変わった印象の強いMacBook Proですが、地味に中身も進化。特に注目なのが、Wi-Fi 6E対応8K対応のHDMI。この2点の個人的注目ポイントをチェックしていきましょう。

Wi-Fi 6Eに対応するとどうすごいの?

20230123_175836_1_h720

Wi-Fi6Eは2021年2月に策定され、2022年9月に総務省が認可した新しい規格です。

・Wi-Fi6Eでは新しい周波数帯が利用できるので、2.4GHz、5GHzを使っている遅い通信の影響を受けません。

・5GHz帯では、気象レーダーや航空レーダーも利用されており、これらの通信を検知した際に通信が途切れてしまうことがありました。しかし6GHz帯はレーダー波の利用がありません。

・6GHz帯はチャンネル選択肢が増えるので、混雑していない通信を選びやすくなります。

Apple製品では、Wi-Fi 6E対応端末としてMacBook Proの他に今回同時発表されたMac mini、iPad Pro(11インチ第4世代 / 12.9インチ第6世代)が対応しています。

執筆時点では国内の対応ルーター普及が進んでいないのが難点ですが、総務省は2024年には世界出荷台数が約15億台になると予想しています。Wi-Fi6E規格が普及してくれば、そのパワーを発揮できそうです。

もう環境がばっちり揃ってるぞ! という方はこちらを参考に設定を。

8K、60Hz対応のHDMI

Apple-MacBook-Pro-M2-Pro-and-M2-Max-ports-right-230117
Image: Apple

まさにPro向けの仕様。M2 Pro / MaxともにHDMI経由で8K解像度、60Hzの外部ディスプレイに接続が可能です。自宅やオフィスでモニターに接続して使うクリエイターにとって嬉しい機能。バッテリー時間が地味に伸びているのも嬉しいアップデートですねー。

M2世代のMacBook Pro 14インチ/16インチは長く使い続けた結果、じわじわと買ってよかったなぁと思える端末になりそうです。

Sorce: 9to5mac

Reference: Buffalo

タイトルとURLをコピーしました