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速報系ニュースを振り返る「週間ニュースまとめ」。今回は、5月13日(金)〜5月19日(木)の気になるニュースを取り上げるとともに、モダンリテール[日本版]のTwitterでご紹介したニュースをまとめました。
こちらは、小売業界の最前線を伝えるメディア「モダンリテール[日本版]」の記事です
※モダンリテール[日本版]は、DIGIDAY[日本版]内のバーティカルサイトとなります
MRブリーフィングは、変動の激しい小売業界が直面する課題やトレンドについて、モダンリテールが注目しているニュースをご紹介します。
上場したD2Cブランド 第1四半期決算まとめ
フィグス(Figs)、オールバーズ(Allbirds)、ワービーパーカー(Warby Parker)の上場企業3社が2022年度の第1四半期決算を発表した。それぞれの決算報告書のハイライトをいくつか紹介する。
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- 医療用スクラブのフィグスは、売上高が前年同期比26.4%増の1億1000万ドル(約142億円)になったと報告した。経営陣は、平均受注額が前年同期比で16%増加したことを、第1四半期のもっとも明るい兆しのひとつであると指摘した。しかし、運賃の増加によって、売上総利益率は前年同期比で40ベーシスポイント(0.4%)減少した。
- 靴ブランドのオールバーズの第1四半期の売上は、前年同期比26%増の6280万ドル(約81億1000万円)だった。同社は第1四半期に4店舗を新規にオープンし、店舗売上が前年同期比129%増となった。前四半期に卸売販売を開始すると発表し、当四半期に、パブリックランズ(Public Lands)とザーランド(Zalando)が初の小売パートナーとなることを経営陣が明らかにした。
- 眼鏡のワービーパーカーは、第1四半期に8店舗を新規オープンし、今年中に40店舗をオープンする計画を発表するなど、売上を伸ばすために店舗に賭ける姿勢を見せている。純売上高は前年同期比10.3%増の1億5320万ドル(約198億円)だった。同社は、オミクロンの変異株拡大によって、第1四半期に推定1500万ドル(約20億4000万円)の売上を失ったと主張している。
ーー[原文:DTC earnings roundup]
(翻訳・編集:戸田美子)
MR Newsレビュー
速報系ニュースを振り返る「MR Newsレビュー」。今回は5月13日(金)〜5月19日(木)にモダンリテール[日本版]のTwitterでご紹介したニュースをまとめました。
コーチ親会社のタペストリー、第3四半期は13%の増収
コーチやケイトスペードの親会社であるタペストリーは、パンデミックによるロックダウン時から回復の兆しを見せています。第3四半期に13%の増収を記録。ケイト・スペードの19%、コーチは11%増と、2ケタ増収となりました(MarketWatchより)。https://t.co/layVq5iqSf
— モダンリテール[日本版] (@modernretail_jp) May 13, 2022
インスタカート、非公開で株式公開申請
食品宅配アプリのインスタカート(Instacart)が、評価額を40%引き下げたわずか数週間後、正式に株式公開を申請しました。株式公開の日付を明らかにされていません(CNNより)。https://t.co/XGMrbjqEiK
— モダンリテール[日本版] (@modernretail_jp) May 13, 2022
ウォルマート、店長育成を強化
ウォルマートが、店長採用のための新しいプログラム「College2Career」を発表しました。プログラムの参加者には、6万5000ドル(約840万円)の初任給(年間)が保証されるそうです(bloombergより)。https://t.co/YdviMp3PsI
— モダンリテール[日本版] (@modernretail_jp) May 17, 2022
マクドナルド、ロシアでの事業から撤退
マクドナルドがロシア事業の売却を模索していると報じられました。同社は現在、ロシアにあるマクドナルドの店舗(847店舗)を引き継ぐ現地の買い手を探しているそうです(ワシントンポストより)。https://t.co/KWPCnylnJj
— モダンリテール[日本版] (@modernretail_jp) May 17, 2022
米でクーポン利用者が増加 食料品の価格上昇で
アメリカでは、クーポンを利用して食料品をお得に購入する人が増えているそうです。食品とパッケージ商品の価格上昇に伴い、この傾向が強まっているようです(NYTimesより)。https://t.co/K65VOgNiBG
— モダンリテール[日本版] (@modernretail_jp) May 17, 2022
ウォルマート、インフレが利益を圧迫
ウォルマートは、インフレが同社の利益率を削っているといいます。同社は、顧客がアパレルや電子機器といった利益率の高い商品よりも、食料品などの利益率の低い必需品を買い求めていることを理由に挙げています(APNewsより)。https://t.co/RSkZK78vbH
— モダンリテール[日本版] (@modernretail_jp) May 18, 2022
ネスレ、在庫不足の粉ミルクを米国に空輸
CPG大手のネスレ(Nestlé)は、全米で不足が続く乳児用粉ミルクを欧州から空輸しているそうです。ほかの製品よりも粉ミルクを優先し、航空貨物で米国に輸送しているといいます(CNNより)。https://t.co/DBqFaLn3Kt
— モダンリテール[日本版] (@modernretail_jp) May 18, 2022
ホーム・デポ、客数減少も客単価が2ケタ増
ホームセンターのホーム・デポ(Home Depot)は、パンデミックの最盛期よりも顧客数が減少していますが、消費は増えています。第1四半期の取引件数は8.2%減少しましたが、売上は3.8%増加。1回の買い物で使われる平均金額は11.4%上昇したそうです(WSJより)。https://t.co/jE5e4BqcI2
— モダンリテール[日本版] (@modernretail_jp) May 18, 2022
Edited by 戸田美子
Illustration by Ivy Liu
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