在日米軍の新型コロナ感染者は、1784人と礒崎官房副長官が発表している。
昨日も触れたが、急激に拡大している沖縄県には、駐留米軍の74%が集中している。
しかもその米兵が陽性にも関わらず、民間機で沖縄に戻って来たこと自体、考えられない常軌(じょうき)を逸(いっ)した行動である。
昨日、林外務大臣は、アメリカのブリンケン国務長官に電話で米軍関係者の外出制限や感染防止の強化を要求したそうだが、防衛省も厳しく米側に申し入れるべきである。
こうした米側の姿勢は、日米同盟と言えるものではない。明らかに日本を軽く見ている態度だ。だから地位協定の見直し論が出てくるのである。
中国や韓国で反日感情が起きるのも植民地支配をした過去の歴史のツケである。戦後、アメリカの世界戦略に日本が利用され、使われた側面があると多くの人が思っている。
日本国民が大変な目に遭っているその原因の一部に米兵の行為があるとするなら、何のための日米同盟かと言いたい。
国民挙げて是は是、非は非と声を挙げて行こうではないか。民主主義の一番大事なことは信用、信頼であるのだから。