ビヨンセ 、アディダス契約終了後、新たにヘアケア業界への進出を発表

DIGIDAY

歌手、女優、ファッションアイコンとして活躍するビヨンセが、今度は新たにヘアケアブランド創設者という肩書を追加するのではないか、とみられている。歌手として『ルネッサンス・ワールド・ツアー』の真っ最中であるビヨンセは、5月16日火曜日、自身のインスタグラムのなかでヘアケア業界への進出を発表した。

歌手、女優、ファッションアイコンとして活躍するビヨンセが、今度は新たにヘアケアブランド創設者という肩書を追加するのではないか、とみられている。

歌手として『ルネッサンス・ワールド・ツアー』の真っ最中であるビヨンセは、5月16日火曜日、自身のインスタグラムのなかでヘアケア業界への進出を発表した。「私の最初の仕事はママのサロンで床に落ちた髪の毛を掃くことだったって、どれだけの人が知っているかしら」。彼女はそうつづっている。

新事業の詳細はまだ明らかにされていないが、いまわかっているのは、それがヘアケアを軸とした事業だということだ。

投稿のキャプションはさらにこう続く。「(自身が所属していた)デスティニーズ・チャイルドは、お客さんが髪をセットしているあいだにパフォーマンスを見せるところからスタートした。私は母のサロンで実にさまざまな分野の女性起業家と接することができた。髪をいたわりその美しさをたたえることが、人の魂にダイレクトな影響を与えることを目の当たりにした。母が何人もの女性の髪をととのえ癒しをもたらす様子をみたわ。髪に関わる長い経験のなかでほんとうにたくさんのことを学んだから、母のレガシーを受け継いでいくことをずっと夢見てきたの。私が創り上げてきたものを皆さんに体験していただくのが待ち遠しい」。

ビヨンセの新しいヘアケア・プロジェクトのニュースはまだ報じられたばかりであるにもかかわらず、ファンはすでにツイッター上で熱狂している。エステティシャンでビューティーインフルエンサーのショーン・ギャレット氏は、興奮に満ちたツイートをシェアした。

ビヨンセの今回のニュースは、約6年にわたるスポーツ用品メーカーのアディダス(Adidas)とのパートナーシップ解消報道の直後に明らかにされた。ビヨンセは同社と共同で自身が手掛けるブランドのアスレジャーライン「アイビーパーク(Ivy Park)」を再始動させたが、アディダスが2023年2月に発表した決算報告書によると、アイビーパークの売上は苦戦を強いられていたようだ。同報告書では、2022年にアイビーパークの売上が50%以上落ち込み、同社の社内予測を下回ったことが明らかにされている。2023年3月の関係解消の発表では、同社がすでに予定していたコレクション商品については販売を継続すると詳細が説明された。

アディダスとのパートナーシップ解消からほどなく、ビヨンセはインスタグラムを通じて、ファッションデザイナーのオリヴィエ・ルスタン氏と共同でアルバム『ルネッサンス(Renaissance)』にインスパイアされたクチュールコレクションをデザインすると発表した。

この新プロジェクトについては続報が入り次第、本記事を更新していく。

[原文:Beyoncé teases new hair-care venture on Instagram

(翻訳:SI Japan、編集: 山岸祐加子 )


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