飛行機いらずで台湾を満喫。
5月11日〜12日の2日間、京都市勧業館「みやこめっせ」で開催されていた日本最大級の台湾カルチャーフェス「TAIWAN PLUS 2024 京都新宝島」。
日本にいながら台湾の文化・音楽・グルメを満喫できるということで、小旅行気分で遊びに行ってきました。
台湾の名品・名作が勢揃い
会場の入口では、ゲート型のモニュメントがお出迎え。ここをくぐると、一気に異国感満載の空間が広がります。
まず目に入ってきたのが、台湾の文化と創作について楽しめる展示ブース「島の博物館」。その中でも個人的に興味深かったのが、「台湾エクセレンス展」と「台湾漫画展」の2つです。
「台湾エクセレンス」は、台湾の経済部が認めた優良な台湾製品に授与される賞で、イメージで言うと日本のグッドデザイン賞のようなもの。
自転車大国・台湾が誇るMERIDAの自転車や、最新のデザイン家電、美容アイテムなど、気になる製品が多数展示されていました。
「台湾漫画展」では、日本語への翻訳が進んで、ここ数年で徐々に知名度が上がってきている台湾漫画をジャンル別に紹介。
私は大の漫画好きなので、台湾漫画も何冊か読んだことがあります。当たり前のように面白いですし、それでいてシーンのちょっとしたところに台湾の雰囲気を感じられる部分もあったりして、日本の漫画とはまた違った読み応えがあるのが魅力だなと感じています。
ちなみに、各作品位はこちらから試し読みできるようになっていました。気になった方はぜひお試しを。
台湾夜市の雰囲気でグルメを満喫
今回のフェスで、特に人が集まっていたのが、台湾で人気のトッププランドを含む、100以上のブランドが集まった「島民マーケット」。
会場内は明かりが抑えられていて、来場者の熱気と合わさって台湾夜市の雰囲気そのままに楽しめました。
飲食ブースには、台湾スイーツ専門店「台湾甜商店」や、台湾朝食専門店「wanna manna(ワナマナ)」、「台湾ビール」など日本でも人気なお店が集結。会場から30分後には長蛇の列ができるほどの盛況ぶりでした。
また、物販ブースには台湾のレトロかわいい雑貨や小物が並んでいたり、ちょっとしたゲームをできる場所があったりと、こちらも夜市の雰囲気満点。
私は「小籠包の形をしたお手玉を回転する蒸籠に投げ入れる」というかわいらしいゲームに挑戦。景品に可愛いパンダのステッカーをゲットしました。こういうの昔から好きで、旅行とかに行くとよくやっちゃうんですよね。
そのほか、ライブステージ「島民の声」では、台湾アーティストと日本のオーケストラのコラボレーションライブを楽しめて、大人から子供まで、さまざまな形で台湾の文化を満喫できるイベントになっていました。
今後は全国で楽しめるようになるかも…
「TAIWAN PLUS」の開催は今回で5回目。これまでは東京・上野を拠点にしていましたが、今回は初の関西での開催となりました。
台湾の文化をより多くの人に体験してもらえるよう、今回の京都での開催を皮切りに、今後も全国各地での開催を検討しているとのこと。次回の開催地も、気になりますね。
Photo: シラクマ