パナソニック、360度カメラスピーカーフォン「PressIT360」を発売

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パナソニック コネクト株式会社は、ハイブリッドワークの課題低減に適した360度カメラスピーカーフォン「PressIT360」を2022年8月より発売する。同社は本製品により、オフィスで働く人、リモートで働く人、全ての人のコミュニケーションの価値を高めたいと考えている。

■ハイブリッドワークの課題を解決
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、場所に縛られない働き方が浸透してきている。そのような中、オフィスは「アイデアを活性化させるコミュニケーションの場」として意義が見直されており、リモートワークとオフィスワークを併用するハイブリッドワークを取り入れる企業が増加しているが、リモートワークとオフィスワークが混在することによる課題が顕在化している。

まず、リモートワークの社員が会議に参加する際に、オフィスで会議に参加している社員の様子がわかりにくいという課題がある。結果的に、参加者同士のつながりを感じにくく、互いの感情が読み取れないために疎外感を感じ、発言の低下につながる場合も少なくない。さらに、音声が途切れる、雑音が入る、聞き取りづらいなどの音声のトラブルも指摘されている。また、Web会議を設定する際には、全員に会議に参加してもらうためのITツールの利用が必要だが、慣れないITツールをうまく使いこなすのに手こずることも少なくありません。結果として、業務効率の低下につながりかねない。

PressIT360は、これらのハイブリッドワークの課題を解決する。パナソニック コネクトの映像表示装置事業、放送・業務用映像システム事業、音響機器事業で培った技術やノウハウ、また国内、海外含めて多数の拠点をつないでハイブリッドワークを実践してきたパナソニック コネクトの経験を活かし、Web会議に使用する本製品を開発した。

本製品を通じて、距離が離れていても、現場の空気感をクリアな音声、かつ最適なカメラレイアウトやアングル(構図)で共有することにより、リモートワークで会議に参加した人の疎外感を低減し、一体感の醸成、議論の活性化を促進する。また、複雑な設定が不要で、USB-Cケーブル1本を接続する(※1)だけでWeb会議を始めることができるので、オフィスワークの社員に負荷をかけることもない。これにより、働き方改革で求められる生産性向上を実現できると考えている。

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<主な仕様>
商品名:360度カメラスピーカーフォン PressIT360(プレスイット サンロクマル)
品番:TY-CSP1
カメラ:視野角:360度/撮影画素:2,560 x 1,440 4個
マイク:7個(感度-35 dBFS、SN比68.75 dBA)
スピーカー:出力3 W(※1.5 W(USB Type-C 電源供給時))
外形寸法:径φ64 mm(操作部除く)x 高さ285 mm
質量:約950 g
希望小売価格:オープン価格(※)
発売時期:2022年8月より発売
※ オープン価格の価格は販売店に問い合わせのこと。
※ 仕様は予告なく変更する場合がある。

※1:電力5 V/3 A供給が可能なパソコンのUSB-Cポートと接続の場合。
USB-C to USB-Aケーブルでの映像・音声出力、AC電源からの電力供給も可能だ。
USB-C to USB-Cケーブルのみで使用する場合は、AC アダプターを使用する場合と比べて音量が制限される。

360度カメラスピーカーフォン「PressIT360」

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