ライカっぽくないライカ「ライカSL3」はLマウント最高画質

スマート×伝統。

ライカにとって4台目となるフルサイズのLマウントカメラ「ライカSL3」が発表されました。SLシリーズはいい意味でライカっぽくない普遍性が持ち味ですが、今作はそこがさらに強まった印象です。

Lマウントでもっとも高画質

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Image: LEICA

新たに搭載された6000万画素の裏面照射型CMOSセンサーは、Lマウントアライアンス仲間であるパナソニックのSシリーズを含めてももっとも高い解像度。像面位相差AFに対応し、人物、目、動物などの被写体検出機能も搭載しています。これでLマウントフラッグシップは全モデル像面位相差になったかな。

画像処理エンジンにはライカQ3と同じMaestro IVを搭載し、バッファはライカSL2の2倍となる8GBに増加。とはいえ連射速度は最速15fps、14bit記録時は最速6fpsと、現代のデジカメとしては遅い部類です。

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Image: LEICA

逆に現代らしい要素としては、チルト式のタッチパネル搭載&8K動画の撮影が可能になりました。記録媒体もCFexpress Type Bに対応するなど、軽快な撮影が捗りそう。

伝統的なライカらしさをにじませつつ、現代的な使いやすさをプラスしていってるのがSLシリーズの面白いところ。お値段110万円の超高級機ですが、このシャッターフィールでしか満たせない欲があるのも事実でしょう。公式の紹介動画も丁寧なのです。

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Video: Leica Camera Australia/YouTube

Source: Leica

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