これ買っとけば間違いない。
完全ワイヤレスイヤホンが欲しいなぁと思っていろいろ物色してみるものの、いろいろな機能があって、これだ!って決められないなんてこと、あるんじゃないでしょうか。
そこで、各機能別にギズモード編集部がオススメワイヤレスイヤホンをピックアップしました。あなたにぴったりのイヤホン、見つかりますよ。
音質で選ぶならコレ!
音質に関しては、一概に「これがいい」とは言えない部分があります。音って、人それぞれ好みがありますからね。
ただ、一般的に高音質と言われている音の傾向はあります。ちょっと挙げていきますね。
分離感
音楽ならば、各楽器の音がそれぞれ独立して聞き分けられ、どこで鳴っているか(定位感)がわかる。
音圧
音全体が耳に向かってきちんと鳴っており、音量をそれほど大きくしなくてもちゃんと聞こえる。
ダイナミックレンジ
低音から高音までバランスよく鳴っているかどうか。低音重視、高音重視など好みが人によって分かれるところ。
奥行き感
自然な奥行き感(いわゆるリバーブ感)が感じられるかどうか。ただし、音そのものをちゃんと聞きたい場合は奥行き感はジャマになることも。ここも個人の好みによる。
はなはだ簡単ではございますが、こんなところでしょうか。
基本的に、有名メーカーの高価格帯のイヤホンであれば、高音質の一定の基準はクリアしており、あとは各人の好みという感じになるかと思います。
そのなかでも価格と音質のバランスがいいのが、ゼンハイザーの「CX Plus True Wireless」。実勢価格で2万円前後と手に取りやすい価格ながら、音質面はバランスがよく万人向けと言えます。
立体音響で選ぶならコレ!
立体音響とは、最近デジタルサウンド界でホットな技術。Appleの空間オーディオなどが有名です。
簡単に説明すると、ステレオサウンドよりもさらに臨場感があるサウンドのこと。左右からだけではなく、頭の前後からも音が聞こえてくるだけでなく、自分の頭を動かすと、それに合わせて音の位置も変わります。
まるでコンサートホールで生の音楽を聞いているような感覚になるのが、立体音響の特徴です。
この立体音響を手軽に楽しめるのが、Appleの「AirPods」です。
対応する音源は限られますが、Apple Musicで配信されている空間オーディオ対応の曲が楽しめます。
一度空間オーディオの臨場感を体験してしまうと、普通のステレオサウンドでは物足りなく感じるかも? ご注意ください。
ノイズキャンセリングで選ぶならコレ!
ノイズキャンセリングとは、周囲の雑音を消してイヤホンから流れる音楽だけに集中できる機能。ノイズキャンセルの方式には大まかに分けて2つあります。
パッシブノイズキャンセリングは耳の穴とイヤホンの間にできるだけ空間を作らないようにすることで周囲のノイズを遮断する方式です。また、イヤホン自体の設計により、内部から発するノイズ成分をできるだけ抑えるといったこともしています。シンプルにいえば、アナログ的なノイズ軽減処理です。
もうひとつのアクティブノイズキャンセリングは、イヤホンから周囲のノイズの逆位相の音を出すことで、ノイズを打ち消す方式。最近はこちらが主流になっており、一度ノイズキャンセリングに慣れてしまうと、ノイズキャンセリングなしではイヤホンが使えなくなる、なんてことも。ただ、ノイズキャンセリングが苦手という方もいるので、その辺りは試し聴きしてみてください。
ノイズキャンセリングで選ぶならBose「QuietComfort Ultra Earbuds」。Boseのノイズキャンセリングは他メーカーよりもワンランク上というイメージがあります。
パーソナライズ機能で選ぶならコレ!
最近、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンで注目されている機能が「パーソナライズ」です。
これは、ユーザーの聞こえ方に合わせて最適な設定をイヤホン側がしてくれるというもの。設定はスマホの専用アプリを使い、実際にイヤホンを装着してアプリで測定を行なうだけ。あとは自動的に聞こえ方を判別し、最適な音質にチューニングしてくれます。
DENONの「PerL AH-C10PL」は、独自のパーソナライズ機能「Masimo AAT」を搭載。これをやる・やらないではかなり音質が変わります。もちろん、パーソナライズしたほうが高音質になります。自分だけのオーダーメイドイヤホンのような感覚が味わえるので、お値段以上の価値があると言えるでしょう。
マルチポイントで選ぶならコレ!
リモートワークも当たり前になってきた今日この頃、自宅でオンライン会議をするなんてことも日常的になっています。
自宅では、イヤホンで音楽を聞いたり動画を流しながら仕事をしているとう人も多いかと思いますが、そのときにオンライン会議の通知が来たり、通話の着信が来たりすると、イヤホンの切り替えに手間取ってわちゃわちゃしちゃうことありますよね?
そこで頼りになるのがマルチポイント機能。これは、複数台のデバイスにイヤホンを接続しておき、簡単にデバイスを切り替えることができるもの。
たとえばパソコンで音楽を聞いているときに、スマートフォンに着信があったら、簡単に切り替えてすぐに通話に入れるというわけ。ハイブリッドワーク時代には必須の機能じゃないでしょうか。
Technicsの「EAH-AZ40M2-N」は、ワイヤレスイヤホンとしての機能性能は網羅した上で、マルチポイント機能に強い機種。最大3台までのデバイスと接続し、切り替え不要でシームレスにデバイスを切り替えることができます。
この切り替え不要というのがポイント。パソコンで動画を見ていて、スマホに着信があったら、自動的に切り替わるんです。賢すぎる。
ということで、各機能別のオススメワイヤレスイヤホンをご紹介しました。あなたにぴったりのイヤホン、見つけてくださいね!
Source: Amazon