Twitterに大量のツイートを投稿していると、自分が過去にツイートしたアイデアや記録などを確認したくなることがあります。しかし、Twitterの標準の検索機能には「動作が重い」「自身のツイートに絞って検索するのが面倒」といった問題が存在しています。無料で公開されているウェブアプリ「A simple Twitter archiver」を使えば、自身のツイート履歴を爆速で検索可能とのことなので、実際に使う手順を確認してみました。
A simple Twitter archiver
https://tinysubversions.com/twitter-archive/make-your-own/
A simple Twitter archiverは、Twitterのアーカイブを整形して検索しやすくしてくれるウェブアプリです。このため、まずは以下の記事の手順に従って自身のTwitterアカウントのアーカイブを取得する必要があります。
Twitterに投稿した全データをダウンロードしてバックアップする方法まとめ – GIGAZINE
上記の記事に従ってTwitterからZIP形式のアーカイブをダウンロードできたら準備完了です。
準備ができたら、A simple Twitter archiverにアクセスして、ページ最下部の「参照」をクリックします。
ファイル選択画面が表示されたら、Twitterからダウンロードしたアーカイブファイルを選択。
続いて、「Make my archive」をクリックします。
少し待って「DONE」と表示されたら処理は完了。
処理が完了すると「archive.zip」という名前のファイルがダウンロードされます。元のアーカイブファイルの容量は71.6MBでしたが、処理済みのファイルの容量は41.8MBに縮小されていました。
ツイート履歴を検索するには、「archive.zip」を解凍して「index.html」を開けばOK。
すると、ブラウザが起動して以下のようなページが開きます。
後は、入力欄に検索したい語句を入力することで、サクッと履歴を検索できます。また、検索結果は「関連順(most relevant)」「古い順(oldest first)」「新しい順(newest first)」「人気順(most popular)」で並べ替えられます。
A simple Twitter archiverはオープンソースで開発されており、以下のリンク先でソースコードを確認できます。
GitHub – dariusk/twitter-archiver: Make your own simple, public, searchable Twitter archive
https://github.com/dariusk/twitter-archiver
また、A simple Twitter archiverの開発者であるDarius Kazemi氏は問い合わせフォームを用意してバグの報告を呼びかけています。実際に2022年12月22日時点では日本語の検索に非対応だったのですが、GIGAZINE編集部が問い合わせた結果、翌日に日本語検索への対応が実施されました。
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