全PCユーザーなら経験しておきたい。
コンピューターを自作した人なら分かりますが、パーツを選んでカスタマイズしたり、DIYの楽しさが味わえたり、また知識と経験も得られて楽しいものですよね。しかし、完成したはずなのに起動しなかった時の不安は、胃に穴が開きそうでなるべく通りたくない道だったりします。
スペインのブルゴス大学が作ったVR用無料ゲーム「PC Virtual LAB」では、仮想空間の中で自作PCの組み立てが体験できるようになっています。これなら失敗しても、ストレスはありません。
コンピューターの中身を知ろう
VRで体験できる利点は、基礎的なコンピューターサイエンスの概念を学び、スキルを身に付け、失敗を恐れず何度でも挑戦ができるところ。PC構築は、筐体の中にマザーボードやCPU、グラフィックボード、メモリ、ファン、HDD/SSDや電源ユニットを取り付け、コードで繋いで行いますよね。こうした一連の操作から、最後は配置が正しいかどうかで採点され、いくつものレベルも選べるようになっています。
ブルゴス大学でも実際に、メディアコミュニケーション学部でこのゲームが使われているのだそうです。
筆者の経験則として、PCの自作はボタン電池の交換やジャンパーピンの挿し方など、知っていると些細なトラブルに役立ちます。チャンスがあればぜひ挑戦してみてください。