期待感持てず つまらない衆院選 – 早川忠孝

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無作為抽出のよる電話調査の結果に基づく各選挙区の選挙情勢調査のようだから、先日の朝日の調査よりは若干信頼度が高そうだ。

選挙戦の序盤、中盤の調査よりも自民党の候補者に厳し目に出ているのは、この間の自民党の選挙戦はそれほど有効でなかったということだろう。

結果までは予測できなくても、おおよその傾向だけはよく分かるのが各新聞社の選挙情勢調査である。

残された期間でこの傾向を引っ繰り返すことは事実上無理だろうから、今回の選挙結果は岸田・甘利執行部にとっては相当厳しく出ると覚悟した方がよさそうだ。

俺のせいじゃない、などと防御線を張り始めた方もおられるようだが、そういう物の言い方はあちらこちらから反発を招くだろうから、軽率な物言いはされない方がいいだろう。

どんなに頑張っても、ダメな時はダメ。
風が吹かない時の選挙は、そんなものである。

私のブログの読者の方から、こんなにつまらない選挙は初めてだ、などという声が上がった。

私にとっては、こんなにハラハラドキドキする選挙は滅多にない、と言っていいくらいに緊張する激戦選挙区が多い選挙なんだが、どういう選挙結果になってもまったく爽快感も達成感も出て来そうにないから、そういう意味では、確かにつまらない選挙だ、という評価は当たっているのかも知れない。

河野太郎氏が選挙の先頭に立っていれば、自民党は変わった、日本の政治も大きく変わるはずだ・・、などという期待感がそれなりに膨らんでいたと思うが、残念ながらこの選挙ではそういう期待感を持つことはどうやら不可能なようだ。

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