維新の応援ぶりが目立っていたが、実際には自民党の兵庫県選出議員団が一丸になって自民党の推薦候補だった、ということが、結果的には大差での勝利に結びついたのかも知れない。
自民党の県議団は割れて副知事側についた人が多かったようだが、それでも自民党としては当選した斎藤氏を推薦してしっかり斎藤候補の選挙応援をしていたようだから、今回の選挙結果は自民党にとってもよかったのだろう。
選挙の終盤で、自主投票を表明していたはずの公明党の国会議員が副知事側に立って選挙の応援をしている、というSNSの投稿等から公明党の支持層がいよいよ動き出したのか、と思っていたが、どうやら雪崩を打つような動きまではなかったようである。
自民党と維新がタイアップすれば、開催地区では必ずしも公明票を当てにしなくてもいい、ということを示す選挙結果だとしたら、今回の兵庫県知事選挙はそれなりに大きな意味を持つことになる。
いずれ詳細な分析結果が出されるだろうから、楽しみに待つことにする。
それにしても、各陣営の選対関係者の皆さん、お疲れ様でした。