裂いて食べてもそのまま食べてもおいしい「さけるチーズ」。
独特の食感が癖になってしまい今までに何本も食べてきているのだが、ある日このチーズに誰でもできる簡単なアレンジレシピが存在することを知った。
「さけるチーズ以外に材料も必要ないみたいだし、ちょっとやってみるか~」と軽い気持ちで手を出したのがいけなかった。
ウワ──ッッッ、なんで私いままでこの方法でさけるチーズを食べてこなかったんだ!?!??! やばいぞこれ、革命が起きる……!!
・焼くだけ!!
今回ご紹介するレシピの名前は「『さけチー』焼き」という。雪印メグミルクの公式サイトにレシピが掲載されているのだが……これはもしかしたらレシピと言うまでもないのかもしれない。なんせ焼くだけなのだから。
さけるチーズを用意したら……
1本を6等分にして……
フライパンにドーン!!
全体に焼き色がついたら完成!!
注意点らしい注意点といえば、クッキングシートやフッ素樹脂加工されたフライパンを使ってチーズがくっつかないようにすることくらい。
クッキングシートを使えば洗い物も出ないので、本当に「切って焼くだけ」のあまりにもお手軽なレシピだ。
・天国が見えた
それではさっそく実食してみよう。念のため、素の状態のさけるチーズも用意して食べ比べてみることにした。
まずはいつものさけるチーズから食べてみると……うん、これこれ。
「キュッキュッ」という食感と優しいチーズの味わいは、何回食べても飽きないんだよな~。一般的なプロセスチーズなどと比べて噛み応え抜群なので、1本だけでも結構満足できてしまう。
よし、今の感覚を忘れないうちに本命に行ってみよう! 「さけチー」焼きを冷めないうちに急いで口に入れてみると……
……天国じゃん……
こんがりと焼き色のついたさけるチーズは期待を裏切らないおいしさだった。
表面はカリカリで、中はもちもち。香ばしさとチーズのまろやかな味わいや香りが同時に口の中に広がって、先ほどの素のさけるチーズとは違う食べ物みたいだ。焼いただけなのにここまで雰囲気が変わるとは驚きである。
ちなみに作業にかかった時間は、準備を含めても約5分。待った時間に対して得られる幸福感が多すぎやしないだろうか? とんでもない味を知ってしまった。
・今後は絶対焼いて食べる
もう、さけるチーズをそのままバクバク食べていたあの頃の自分には戻れない──。今後はさけるチーズを手に入れたら絶対にこの方法でいただこうと決意した瞬間だった。
今回できた「さけチー」焼きにはまだ若干「キュッキュッ」という食感が残っていたけれど、もう少し加熱時間を長くしたらさらにもちもちになるのかな? 次回以降はそのあたりも調整しながら楽しみたいと思う。
誰でも簡単に幸せを手に入れられるアレンジレシピ、「さけチー」焼き。皆さんもさけるチーズを手に入れたら、是非チャレンジしてみてほしい。