【イタリアの定番飲料】ルピシアの隠れた人気商品「オルヅォ」とはなんぞ?

ロケットニュース24

2021年の12月6日、イオンモール札幌発寒店内の「ルピシア」で器物損壊事件が起こったことをご存知だろうか。

犯人が派手に店内を荒らす映像が出回り、Twitterは一時騒然。その光景に心を痛めたファンたちが、ルピシアを応援しようとオススメの茶葉を呟きまくり、奇しくも様々な人が新しい茶葉を知るきっかけとなった。

その中でも特にツイートが多くて気になった茶葉が「オルヅォ」だ。聞き慣れない名前だが、一体どういったお茶なのだろう?


・イタリアで愛される国民的飲料

オルヅォはモンド種という古代の大麦から作られるイタリアの麦茶のこと。低温でじっくり焙煎するため、成分が壊されることなく維持でき、日本の麦茶よりも栄養が豊富なんだとか。

麦茶なのでもちろんノンカフェイン。妊娠中の方や小さい子供も安心して飲めるほか、栄養素の高さから最近は健康飲料として人気が高まっているんだって。

本場イタリアではエスプレッソマシンで抽出して「麦コーヒー」として飲むのが定番らしいが、今回はルピシアオススメの2通りの飲み方を試してみよう。


・オルヅォの水出し

まずは水出しで飲んでみる。3時間ほどでこの黒さよ。

麦茶をギューっと濃縮したような風味。大麦をゆっくり焙煎しているだけあって、とても香ばしい味わいだ。しっかりとした苦味もある。

店員さんが言っていたようにコーヒーに近い味ではあるが、見た目ほど濃い味ではない。コーヒーが飲めない私からすると、飲めなくは無いが自ら進んで飲むことはないかなぁという感じだ。

逆にいえば、コーヒーが好きだけど事情で飲めないという人の代替品にはなり得るんだろうな。ちゃんと味わうとやっぱり麦茶ではあるけれどね。


・オルヅォのミルク出し

Twitterで多く見かけたオススメの飲み方はこれ。水出しと同じく、牛乳にティーバッグを入れて3時間ほど放置するだけ。

ひとくち飲んだ瞬間確信しました、オルヅォはミルク出し一択だなって。

言語化すると薄いカフェオレってのが1番近いんだけど、カフェオレほど味の輪郭がくっきりしてない。さっぱりしつつ後味に香ばしさが残る大人な牛乳って感じだ。

そのままだと少し物足りなかったので砂糖を入れて温めてみたのだがこれが大正解。カフェオレでもミルクティーでもない、第3のビールならぬ第3の飲料って感じ。今まで飲んだことないのにどこか懐かしい味でホッとする。

個人的には砂糖は必須だなと感じた。牛乳のまろやかさとオルヅォのコク深さに甘さが加わることでうまく調和している。なにかと不足しがちなカルシウムも補えるし、オルヅォを1番美味しく堪能するならこの飲み方がベストな気がするな。


・フレーバーオルヅォも!

そんな砂糖ばっかり入れたらカロリーが……って声も挙がりそう。めちゃくちゃわかる、私だってこれ以上太る訳にはいかない。

そういう方にはフレーバーが付いたオルヅォがオススメ。香料のみで甘さは付いていないが、人って単純なもので甘い香りがするだけでなんだか甘くなったように感じちゃうんだよね。

いちごとキャラメルハニーのフレーバーを試して見たところ、ミルク出ししてホットで飲むことでとっても贅沢な味わいに!

いちごフレーバーはチョコレートも一緒に香るアポロみたいな味わいで、キャラメルハニーフレーバーは麦の香りとキャラメルの香ばしさが相性抜群の組み合わせであった。


・オルヅォをお得に買えるチャンス! @アットグラン・マルシェ開催中!

オルヅォには今回紹介した3種類の他、「モカ」「クッキー」など常時5種類のラインナップがある。

さらに、今現在(2022年1月25日)ルピシアでは「@アットグラン・マルシェ」というオンラインイベントが開催中で、その期間中は「チョコバナナパフェ」の限定オルヅォも登場している。店頭で茶葉を嗅がせてもらったけど、香りがまんま「パフェ」で驚いちゃったよ。

マルシェでは上記のような限定茶葉が販売されている他、既存の茶葉も何種類かセール価格になっている。オルヅォシリーズも対象で、780円のフレーバーオルヅォが700円で販売されていた(通常のオルヅォは670円 → 600円)。

「@アットグラン・マルシェ」は2022年2月14日までの開催。この機会になかなか飲むことのないイタリアの麦茶を試してみるのはいかがだろう。


参考リンク:ルピシア
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.

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