ゴキブリは触るのも見るのも嫌だという人は多いはず。そんな中、ニュージーランドでは「ゴキブリが耳の中を3日間動き回る」という聞くだけで鳥肌が立つような事例が報告されて話題となっています。
Cockroach removed from man’s ear after three days – CNN
https://edition.cnn.com/2022/01/13/asia/cockroach-ear-new-zealand-scli-intl/index.html
耳の中にゴキブリが入り込んでしまう悲惨な経験をしたのは、ニュージーランドに住むゼイン・ウェディング氏です。ウェディング氏は週末にオークランドのプールで泳いだ後、耳をふさがれたような違和感を覚えたとのこと。一晩経過しても耳の違和感が無くならなかったことからウェディング氏は病院に向かいましたが、医師は耳に水が詰まっているだけだと考え、ドライヤーで耳を乾燥させるようにアドバイスしました。
病院から帰宅したウェディング氏は横向きに寝たりドライヤーで耳を乾かしたりしましたが違和感は改善せず、歩き回る際に目まいを感じ、耳の奥で「水が鼓膜の周りを動く」ような音が聞こえたとのこと。
耳に違和感を覚え始めてから3日目にウェディング氏は耳鼻科を受診しました。耳鼻科の医師はウェディング氏の耳をのぞいた瞬間に「なんてことでしょう。あなたの耳の中に虫がいます」と述べました。ウェディング氏は当時の心境について「医師の発言を聞いた瞬間に、週末に感じた何かが動くような感覚はゴキブリによるものだということが分かりました。私がドライヤーで耳に熱風を送りこんでいたのは、耳の中でゴキブリを調理していた(cooking a cockroach)ようなことだと気付き、気分が悪くなりました」と語っています。
その後、医師は5分もかからずにゴキブリを耳から取り出しました。ウェディング氏は「医師が耳を触れる度に、ゴキブリが鼓膜に押し込まれる様子を想像してしまいました。そして医師がゴキブリを引っ張り出した瞬間にほっとしました」と述べています。
なお、ゴキブリが耳の中に入り込む事例は過去にも報告されています、例えば、2018年にはゴキブリが耳に入り込み、さらに耳の中で卵を産んでしまった事例が確認されています。
ゴキブリが男性の耳に卵を産み付ける衝撃の事態が発生 – GIGAZINE
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