Xで出回っている「Gmailがサービス終了」のうわさはガセです

本当だったら全世界が大パニックです。

Xで「この夏でGmailのサービスが終了します」という内容のレターが出回り、アメリカではXのトレンドに入るほど動揺している人も多かったようですが、これガセネタなのでご注意を!

どんな内容だった?

その内容には「みなさんにGmailについての大切なお知らせがあります。これまで全世界を繋ぎ、シームレスなコミニュケーションを可能にしてきたGmailがその旅を終えます。2024年8月1日をもって、Gmailはサービスを終了いたします。この日をもって、メールの送信、受信、保存はできなくなります」と書かれています。本当だったら、めちゃくちゃ困りますよ、こんなの…。

そんなレターのスクリーンショットがXに投稿され、100万回も閲覧されたため信じる人も多かったようですが、これ、実はGmailの簡易HTMLビューが廃止された時のレターをフォトショップしただけなんですよね、よく見ると。

対するGoogleは?

デマを信じてパニックになる人へ向けて、先週GoogleはXにたった一言「Gmail is here to stay.(Gmailはずっとここにいます)」と投稿しています。

本当だったら、世界経済までおかしくなってしまうことは間違いなしです。現在、Gmailのアクティブユーザーは18億人と言われています。でも、私たちのデータはいつまでも安全なわけじゃないと考えるいいきっかけにもなったかもしれません。もしGoogleに何かがあってGmailがなくなる場合、どれくらいの猶予をもって告知されるのかな、そしたらデータやこれまでのメール、どうしようかなって考えてしまいますよね。

このガセネタがこんなに簡単に広がり、信じられてしまうようになったのはイーロン・マスクの買収後からかもしれません。Twitterが認定した人だけに与えていたブルーマークが、誰でもお金を払えば買えるようになり、さらにはその人たちの投稿がブーストされて多くの人に表示され、耳目を集めることで収益を得られる…というシステムのせいで、ニュースの信ぴょう性が揺らいでしまい、今回のような騒動が起こるようになったんですよね…。

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