テスラが産廃の不法投棄でカリフォルニア25郡に訴えられる

罰金軽い~。

Tesla(テスラ)が製造やメンテで出る有害物質を普通ゴミと混ぜて不法投棄していたことがわかり、シリコンバレーをはじめとするカリフォルニア州内25の郡に訴えられました。

何を捨ててたの?

サンフランシスコ地方検察局が同社のゴミ出しを抜き打ちチェックしたところ、本来であれば危険物・有害物質として分けて保管し、専門の処理施設に移送しなければならないはずのゴミたちが一緒くたに出されていることが判明した次第です。

具体的には使用済みのバッテリー、オイル、ブレーキ液、鉛酸バッテリー 、エアロゾル、不凍液、洗浄液、プロパン、塗料、アセトン、液化石油ガス、接着剤、ディーゼル燃料などなど。

製造拠点のフリーモント工場からは自動車の金属パネル溶接スパッタ廃棄物(銅含有のおそれあり)、廃ペンキ混合カップ、下塗り塗料で汚れた拭き物やデブリなんてのも出てきて、ほかの郡でもサービスセンターや充電センターを調べてみたら、シリコンバレーのみならず、遠くはモントレー、オレンジカウンティ、プレイサー、リバーサイド、サンディエゴ、サンホアキンカウンティでも日常的に行なわれていたんですね。

保管・輸送の際に義務付けられている危険物取扱いラベルの表示も怠っていたのだそうですよ?

大気汚染のときも罰金は軽かったけど…

Teslaは2017年にも大気汚染で国から罰金を科されています。宙に放った有害物質の報告はおろか、試算すらやっていなかったのですが、そのことで米環境保護局(EPA) から2019年に科された罰金はたったの3万1000ドル(約460万円)でした(4回出火して、地元の消防署が大忙しだったので、緊急出動設備費5万5000ドル=約820万円も併せて支払わされたが、「460万円じゃテスラ車1台も買えないじゃん!」とだいぶ呆れられた)。

大気汚染レベルが基準値以上だと33回違反警告を受けて、2021年5月にはベイエリアの所轄局に罰金100万ドル(約1億5000万円)の支払いを命じられてもいますけどね。

今回は州および25郡の検察からの訴えを受けて、 サンホアキン郡高等裁は同社に罰金150万ドル(約2億2500万円)の支払いを命じました。Teslaは支払いに応じて和解し、調査に協力しながら粛々と改善中とのことです。

でも、まあ検察が捜査に動き出したのが2018年で、今はもう2024年。もう6年も経っています。その間、普通にこの辺りの湾や山に危険物埋めてたって、今さら騒がれても…一度野に放ったものは、元に戻りませんよね…。

Source: SiliconValley.com, San Jose Inside

タイトルとURLをコピーしました