フォームローラーを導入したらガチガチ筋膜をほぐせました

2023年2月3日の記事を編集して再掲載しています。

気が向いた時に、気分転換としてゴロゴロ、ゴリゴリ。

健康グッズ、それは買ってもそのうち使わなくなるものの代名詞…ってのはさすがに言いすぎかもしれませんが、購入時からずーっと継続して使ってる人はそうそういないのでは? 人間 is 怠惰だもの、仕方ないのだわ。

そんな理由から、フォームローラーには以前から興味はあったものの購入は思いとどまっていました(どうせ使わなくなるし)。でも、当時通っていた接骨院の兄ちゃんに「フォームローラーってどうなんですか〜?」ってそれとなく聞いてみたら。

あれはアリですよ。筋膜リリースにオススメですよ。

と言われたので、それならばとポチってしまった次第。それほどお高いものでもないし飽きるまではやってみるかーと思っていたんですけど、なかなかどうしてハマってしまいました。その理由は、手軽さとサイズ感がちょうどよかったから。

フォームローラーって何?

フォームローラーは2018年前後(もう少し前?)あたりから流行し始めた健康グッズ。筒状の本体に腕や足を押し付けて、筋肉をほぐすように使います。メーカーや用途によってサイズはまちまちですが、その目的は筋膜リリースにあります。

では筋膜リリースとはなんぞや。コチラで解説されているように、人の骨には腱を介して筋肉がくっ付いていますが、筋肉は筋外膜、筋周膜、筋内膜というように、太いワイヤーにも似た多層構造になっています。このうち表層に近い筋膜は全身をタイツのように覆っていて、1枚の膜としてつながってるんです。

例えば僕が接骨院に行っていたころは背面から足先まで をほぐしてもらっていました。これがもうガッチガチで…。

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フォームローラーはこうした筋膜を自分でほぐせますよーという器具なのです。筋肉はゴムのようなもので、固まってしまうと血流が悪くなり冷えやコリにつながります。これを防ぐため、フォームローラーで刺激を与えるのが狙いってわけですね。

自重で圧をかけるので手軽にやれます

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僕が使っているのはトリガーポイント社の「グリッドフォームローラー」。ローラー表面にはさまざまな形状の凹凸が配置されていて、ココで刺激を与えていきます。表面は変形に強いEVA素材、筒部分は耐荷重227kgのABS樹脂を採用。

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この凸凹がミソなんだとか。かなり反発感あるんですよ。

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例えばふくらはぎをほぐす場合は、こうして足をローラーに乗せて何度かコロコロ動かします。ほぐしたい部位によってローラーの配置は変わってきますが、そのへんは取説や動画を見て理解していく。

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Video: MuellerJapan

気に入った点は、自重で圧をかけることができるから筋肉にしっかり刺激が入るところ。僕は大臀筋や太ももが特に硬いと接骨院で言われまして、フォームローラーでは硬いと言われた部位を積極的にほぐしています。例えばもも裏をほぐすときはこんな動き。

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Video: MuellerJapan

自分の体重で筋肉を押し付けます。態勢によって刺激量は調整できるので、痛気持ちいいあたりでゴリゴリやっています。面白いことに人によって痛い部位が違うみたいで、僕は全然痛くなかったふくらはぎが、立ち仕事をしてる友人にとってはメチャ痛ポイントだったりしました。

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胸椎のリリースも非常に気持ち良いです。これは背中側にローラーを置いて、胸を広げるように肩甲骨を広げる動き。ずっとPCを触っていると体が前側に丸まってしまいがちなので、そこのほぐしを狙っています。ローラーの位置が下すぎると腰痛に影響があるためほどほどに。

ただの筒だけど、なんか使いやすいね

マッサージガンなどに比べると場所を取ってしまうフォームローラーですが、充電など無しにサッと使えるところは手軽で優秀。最近はPC作業の休憩時やお風呂上がりにゴリゴリとほぐしています。仕事の合間にゴリゴリすると眠気もマシになるのがありがたい…!

という感じで、ただのデコボコした筒だと思ってたらわりと好感触でした、フォームローラー。1分程度のスキマ時間でもゴリゴリできるので、気負わずに使えるのも良いですね。2023年もよろしく、ローラー!

※価格など表示内容は執筆時点のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。

Photo: ヤマダユウス型
Source: トリガーポイント

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