【参加者募集】欧州のテクノロジー祭典「 TOA 」視察ツアー2023:新規イノベーションを吸収するチャンスに

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DIGIDAY[日本版]の関連会社である株式会社インフォバーンは、ドイツ・ベルリンで開催されるテクノロジー・カンファレンス「TOA(Tech Open Air)」の日本公式パートナーとして、2023年7月4日(火)から7月7日(金)にかけ、「TOA公認ベルリン・イノベーション視察プログラム」を企画している。

TOAは、世界のイノベーションハブとして注目される、ベルリンを舞台にしたテクノロジーイベント。2017年にはドイツ最大規模のイベントとして全世界から注目を集めるようになり、欧州のみならず米国、中東、南アフリカからも多くのイノベーターたちを惹きつけ、「欧州のSXSW」とも呼ばれている。2020年以降、コロナ禍で中止されていたオフライン開催が今年から再開され、熱狂が期待される。

本記事では、TOAとは何か、そして、このオフィシャルツアーで体験できるアクティビティについて紹介する。新規イノベーションに関心のある参加希望の方は、ぜひとも参考にしてほしい。

TOA=未来に備えるための祭典

TOAは、テクノロジー、政治、アート、サイエンスの世界からトップオピニオンリーダーが毎年集まり、世界がどのように進化していくのか、そのビジョンを共有している。刺激的なストーリー、パネル、ワークショップ、アートインスタレーション、ライブミュージックなど、テクノロジーエコシステムの今を深く知ることのできるカンファレンスイベントだ。

扱うテーマは、メディア、エネルギー、教育、農業、意識、金融、アート、科学、起業、モバイル、ヘルス、音楽、政策など多種多様。今年のメインテーマは「未来志向のビジネス」であり、「不況に強い企業とは?」「どうすれば産業の健全な未来を築けるか?」「ビジネスにおいて、多様性はどのように堅牢性を育むのか?」などの問いの答えを導き出していく。

TOA創設者のニコラス・ヴォイシュニック氏は、「テクノロジーによってトランスフォームされる先のわたしたちの社会、暮らし、ビジネスを知り、未来に備えるための祭典、それがTOAだ」と語り、参加を呼びかけている。

今年の見どころは?

インフォバーンの企画するツアーでは、欧州でも指折りのイノベーション/スタートアップ都市となったベルリンだからこそ実現できる、ビジネスの最新シーンに着目・俯瞰できる現場を独自に企画・選定。TOAへの参加をベースに、実際のビジネスの現場を訪問したりキーパーソンに会ったりすることで、新たな潮流や最新事例をキャッチアップを想定している。

また、ベルリン市街もめぐることで、長い年月をかけて刻まれた歴史的・文化的・社会的側面にも触れられるのが、同ツアーの大きな魅力のひとつ。実際の社会/生活空間や、アートを訪問することにより、ビジネス潮流の背景にある歴史的な経緯や社会課題をつぶさに把握するとともに、深い洞察や新たな問いに繋がることをめざしていく。

今年のTOAの見どころは、AI、ブロックチェーンなどのディープテックから、電動キックボード、フライングカー(eVETOL)などのモビリティ、ヘルスケア、脱炭素はもちろん資源の再利用や効率化をめざすグリーンテックなど、最先端のテーマが目白押しなこと。日本ではなかなか得られない情報の宝庫となっており、近年は中東、アフリカのハブになりつつあるという。
 
また、今年は新たなロケーションでの開催が予定されており、新鮮な雰囲気のなかで行われる模様。会場は、ベルリンの北に位置する「ヴィルヘルムスタジオズ(WilhelmStudios)」としており、6000m²を超える歴史的なレンガ造りの建造物、パノラマのガラス天井が特徴のコンベンションセンターとなっている。

開催中は多くのミートアップ、ワークショップの機会があり、小規模セッションや来場者同士お酒を飲みながら語り合う場など、TOAならではの多彩な企画が満載。Face to Faceの情報交換の機会を築くチャンスが数多く含まれている。

オフィシャル視察プログラムで得られること

同ツアーの参加で、最新の欧州イノベーションシーンの真価を知ることができるだろう。EU最大のスタートアップ都市ベルリンには、欧州各地やそのほかの国からイノベーターや起業家たちが一堂に集まるため、脱GAFAMを図るオルタナティブかつ本質的な欧州のイノベーションの動向を理解できる。

また、TOAと並行してベルリンの有名コ・ワーキングスペースやオープンイノベーション拠点を訪問するため、TOAを育んだベルリンのエコシステムを知り得る絶好の機会にもなっている。さらに、TOA主催者や最新スタートアップ企業とのミートアップを実施。ここでしか実現し得ないネットワーキングや情報交換を促進する。

ツアー中は、歴史や文化・アートに触れられる機会、実際の社会・生活空間も多数ピックアップ。ベルリンならではの歴史に裏打ちされたビジネスの背景を掴むとともに、日本企業にとっての新たな問いも生み出していく。

さらに、TOA日本事務局プロデューサーであり、故スティーブ・ジョブズやジェームス・ダイソンら世界のイノベーターたちを直接取材し、長年にわたり企業と自治体のイノベーションを支援してきたインフォバーン代表取締役CVOの小林弘人も随行。現地滞在中も対話を通じて見識を高めることが可能だ。

帰国後は、多角的な視点から取りまとめたインフォバーンオリジナルのレポートを制作し、共有。加えて、現地を訪問することで得られた視点を参加者同士で振り返り、さらなる学びや実践につなげていく。

TOAオフィシャル視察ツアー概要

【視察日程】
2023年7月4日(火)~7月7日(金)
●7月4日(火)、7日(金):インフォバーン独自企画の視察プログラム
●7月5日(水)、6日(木):TOAカンファレンスへの参加
※推奨ステイ:7月3日(月)ベルリン入り、7月8日(土)ベルリン発

【参加費用】
●Aプラン:45万円(航空券、宿泊費用は含まない)
TOA Berlinとインフォバーン独自企画視察プログラムの両方を満喫できるプラン。視察プログラムでは、日本語での現地ガイド/アテンドが付く。TOAとベルリンのリアルなイノベーショントレンドの今を深く知りたい方におすすめ。

●Bプラン:20万円(航空券、宿泊費用は含まない)
TOA Berlinフェスティバル参加をメインとするプランで、7月4日(火)、7日(金)のインフォバーン独自企画視察プログラムは含まれない。7月5日(水)、6日(木)のインフォバーンによるTOAラップアップや、視察プログラム参加者との交流(Welcome / Farewell Party)には参加可能。自身の関心を軸に自由に探索されたい方向けのプラン。

※航空券・宿泊付きプランの用意もあり。ご希望の方は toa@infobahn.co.jp まで。

【定員】
40名(最少催行人員 10名)

【事前説明会】
5月11日(水)|事前説明会(ツアー参加希望者向け)
 ツアー参加を検討されている方を対象に、過去の視察ツアーの様子などをご案内

●6月15日(木)|事前勉強会(ツアー参加者向け)
ツアー参加者を対象に、TOA23事務局おすすめのセッションや訪問先・行程をご案内。出発前に参加者同士の親睦も深まります。

【企画・お問い合わせ】
株式会社インフォバーン TOA運営事務局
e-mail:toa@infobahn.co.jp
URL:https://toa.infobahn.co.jp/

Written by DIGIDAY[日本版]編集部
Photograph by TOA

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