政治家女子48党が泥沼の内紛に:「代表権」と「カネ」の行方は?

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政治家女子48党(旧NHK党)が7日の党会見で大津綾香党首を「除名処分」したと発表していましたが、その後も同党内の情勢は混とんとしています。

大津綾香氏と立花孝志氏 両氏SNSより

大津氏は「党首交代は承認していないし、一切同意をしていない」と否定しました。

立花氏は、公の場で大津氏が政治家女子48党の代表を渡すと意思表示していると主張しています。

実際に代表を変更したのかよくわからないという指摘も見られます。

一方、大津氏は党の不透明なお金の流れらしきものをツイッターに投稿しました。

それに対し、立花氏は「大津氏こそ党資金を移動させようとした」と反論。

ガーシー元議員の除名が決ったとき、立花氏はNHK党党首を引責辞任し、党名を「政治家女子48党」に変更し、大津氏が新党首に就任していました。

立花氏が言うには、立花氏が代表でないことを不安視する債権者が党に返済を迫り、取り付け騒ぎが起きているとのことです。旧N党は支持者から金利5%で総額約10億4000万円を借入れしており、債権者が不安を感じて返済を求めているのだそうです。

一方、立花氏と黒川敦彦氏との場外乱闘も続いています。

立花氏は、ガーシー前参院議員の除名後に、比例名簿4位だった斉藤健一郎氏を議員にするために、3位の黒川敦彦前幹事長に月130万円の活動金を渡すと約束し、議員を辞退させたました。けれども、立花氏はその約束を反故にしていまったということです。

その黒川氏は、政治家女子48党にお金がないので政治資金パーティをしようとしたところ、立花氏に潰されたと言っています。黒川氏はつばさの党の党首でもあります。

とても分かりづらい状況になっています。

「あの」上杉隆氏すら「見るに堪えない」という惨状に。

若い人たちが政治にさらに偏ったイメージを持たないといいのですが。

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