「デジタルツイン渋谷」がリアル空間とバーチャル空間を繋ぎます

GIZMODO

開催中のバーチャル渋谷 ハロウィーンフェス2022 3rd ANNIVERSARYは楽しんでいますか?

僕も初日のさとうもかさんのバーチャルLIVEを見に行ったんですが、年々充実してますね。なんか渋谷でバーチャルLIVEというのが極々当たり前のものになっていて、普通にLIVEを見に行った感覚です。31日までバーチャルなハロウィーンは続きますので、みなさんもどうぞ。

そして昨日発表された「デジタルツイン渋谷」では、バーチャルとリアルの接点を追求。よりいっそうリアルな仮想渋谷を楽しむ新しいムーブメントになっていきそうな予感をひしひしと感じます。

アパレルユースケース

「デジタルツイン渋谷」では、リアル空間の環境をバーチャル空間上に再現するデジタルツインに、渋谷の街の写真や位置情報、ARを連動させることで空間を超えたコミュニケーションを実現

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左よりスマドリ 元田 済氏、渋谷区区長 長谷部 健 氏、KDDI 中馬 和彦氏

記者会見では、飲食店「SUMADORI-BAR SHIBUYA」で実証実験を披露。バーとアパレルショップをリアル+バーチャルで再現しました。アパレル版ではリアルに店員が店舗で商品を説明するのを、バーチャル空間上と連携。お店に行かずとも実際の接客を体験できる。リアルではできない商品の撮影カットなども共有できるのがユニークです。

アパレル接客(リアル)
リアルで店員さんからスマホを通して見た映像。
アパレル接客(バーチャル)
デジタルツイン渋谷でお店を訪問したお客さんから見た映像。

デモンストレーションをみた限りでは、VRゴーグルもなしにバーチャル渋谷よりリアルなメタバースで、LiDARなどを活用しスマートフォンのカメラで撮影することで再現できるのがユニークだと感じました。

KDDI中馬さんの説明によれば、3Dモデリングには数千万円単位の費用がかかることもあるが、この手法なら初期費用100万円で済むとのこと。店内の商品やレイアウト変更への対応した制作時間も大幅に短縮できるなど、いろいろな意味で、これまでのバーチャルだけのメタバース施策とは一線を画したプロジェクトになりそう。

KDDIは「都市連動型メタバース」において、さらなる実在都市との連携強化、経済圏や生活圏の拡張に向け、「バーチャル渋谷」と「デジタルツイン渋谷」を、お客さまの目的や用途に合わせて提供していくとのこと。実証実験を経て2023年の商用化を目指します。ギズモードでもお馴染み、KDDI中馬さんの都市型メタバースな野望は続く!

source : KDDI

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