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レント・ザ・ランウェイ (Rent the Runway) は2022年第4四半期までに、従業員の約4分の1近くをレイオフする。高収益で利幅が大きく、独立採算のとれる事業にするという構造改革計画の一環だ。
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衣料レンタルプラットフォームのレント・ザ・ランウェイ(Rent the Runway) は、2022年度第4四半期までに、従業員の約4分の1近くをレイオフすると発表した。
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アクティブ登録者数の減少
同社の第2四半期決算報告によると、レント・ザ・ランウェイは、「総従業員数を約24%削減」する計画だ。決算報告によると、これは、いくつかの業務を廃止したり、補充を減らしたり、「特定の機能の再編成とリソースの再配分」に及ぶという。
第2四半期の売上高は、前年同期比64%増の7550万ドルだったが、純損失は3390万ドルだった。
それに伴い、同社はリストラを行い、収益性を優先させる計画を予告した。レント・ザ・ランウェイは、今回のレイオフによる退職関連費用を総額約250万ドル(約3億6000万ドル)と見積もっている。しかし、同社はこの措置により、年間経費を2500万〜2700万ドル(約36億〜39億ドル)削減できるいう。
「本日発表した構造改革計画は、レント・ザ・ランウェイを高収益で利幅が大きく、独立採算のとれる事業にするという我々の決意を明確にするものだ」と、CEOのジェニファー・ハイマン氏はプレスリリースで述べた。
今回の人員削減は、レント・ザ・ランウェイがコロナ禍以前の顧客ベースを取り戻し、収益を伸ばそうとしているなかで発表された。昨年上場した際、同社のアクティブな登録者数は11万6833人で、パンデミック前の約87%だった。
今期のアクティブ登録者数は前年同期比27%増の約12万4131人だった。しかし、わずか数カ月前の第1四半期決算時に同社が発表したアクティブ登録者数は約13万5000人からは減少している。ハイマン氏は、WWDとのインタビューで、6月からサービスを一時停止する加入者が増えはじめたと話した。
ドレスアップの機会は増加している
レント・ザ・ランウェイは、その名の通りレンタル事業の枠を超えて拡大しようとしており、今回のレイオフ計画はその一環である。昨年は、おもに再販事業を立ち上げ、収益源の多様化を図ってきた。たとえば今夏は、百貨店サックスフィフスアベニューが運営するオフプライス小売のサックスオフフィフス(Saks Off 5th)と商品を再販する契約を結び、過去にレンタルされた商品を販売できるようにした。また昨年は、ブラックタックス(Black Tux)、Brides.com、ゾラ(Zola)といったイベント関連企業との提携を開始しました。
レント・ザ・ランウェイの収益性見通しのなかで明るい材料は、フォーマルなイベントや集まりが復活してきたことだ。同社は決算発表で、カクテルドレスやガウンの需要が過去最高を記録したと述べ、衣料品レンタルへの意欲が依然強いことを示してた。
[原文:Rent the Runway to lay off 24% of employees as it seeks profitability]
GABRIELA BARKHO(翻訳・編集:戸田美子)
Image via Rent the Runway
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