DIGIDAYリサーチ:大人気の TikTok 、エージェンシー勢はその効果に懐疑的?

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2月の調査では、実際にクライアントの予算をTikTokに投じたエージェンシー幹部86人のあいだでは、TikTokのアピールは始まったばかりのようだ。TikTokが少なくとも効果があると「確信している」との回答は20%に満たず、ここ数年間デジタルマーケティングを支配してきた競合プラットフォームを大きく下回る。

TikTokは、マーケターの想像力を捉えてきた。TikTokに毎日押し寄せる大勢の若者層を熱心に追い求めるなかで、マーケターがTikTokに費やす広告支出の割合は増える一方だ。

だが、2月に実施された調査では、実際にクライアントの予算をTikTokに投じたエージェンシー幹部86人のあいだでは、TikTokのアピールは始まったばかりのようだ。TikTokが少なくとも効果があると「確信している」との回答は、20%に満たず、ここ数年間にわたってデジタルマーケティングを支配してきたソーシャルプラットフォームをはるかに下回る。

一般に、エージェンシーとそのクライアントのブランド(そのうち145人が2月の調査対象者)が、TikTokのほか、Snapchat(スナップチャット)、Twitter、Pinterest(ピンタレスト)、Reddit(レディット)など、Meta(メタ)の傘下でないソーシャルチャネルに割り当てるメディアの量は、かなり少ない。大多数は、これらのチャネルに予算のごく一部しか使わないか、まったく使わないかのどちらかだと回答しており、一般消費者の関心を考慮すると、いささか意外な結果となっている。それでも、Redditを除くこれらのチャネルすべてが、支出の割合が「大きい」または「非常に大きい」広告主のあいだに印象を残しているという事実は、マーケティングの選択肢として将来が明るいことを示している。


[原文:Digiday+ Research: TikTok is hot, but agencies are skeptical of whether it works

Digiday staff(翻訳:矢倉美登里/ガリレオ、編集:長田真)


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