資産運用が生む「心のゆとり」 – 土屋礼央

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最近こんな記事をよく目にします。

厚切りジェイソン、いつの間にか“FIRE”を達成していた「私ほどケチな人を知りません」
https://nikkan-spa.jp/1798673

近年、資産運用に興味を持つ人が増えています。

こういう記事が増えてきているのも資産運用が注目されている証拠です。

コロナ禍も相まって、このまま同じように働いていても収入増が見込めないのならば自分で増やすしかない。そう思う人が増えるのは当然ではないでしょうか。

お金が生み出す「心のゆとり」

人生、お金はあった方が良いと思います。

でも僕はお金がなくったって良いとも思います。

大事なのは、心のゆとり。

生きていく中で、心にゆとりがある状態こそが素敵な人生だなと。

心のゆとりを保つための手段の一つとして、お金が存在すると考えます。

だから、お金がなくったって心にゆとりがあれば良いと思うのです。

でもお金があったら、心にゆとりが持ちやすくないですか?

心のゆとりを保つためのお金との付き合い方をご紹介したいと思います。

RAG FAIRがデビューしたての20代前半、いきなり小さなヒット曲を生み出し、身分不相応な金額が僕の口座に舞い込んできました。

これはあぶく銭だ、使ってはいかんー! と、右も左もわからないままとりあえず個人向け国債を買い、そのまま満期を迎えたお金を浪費に回す事なく、全てを様々な投資に回しました。

その結果、ささやかな運用益と株主優待券をもらって、とても楽しく暮らしております。

今回はそんな超保守的安全志向のRAG FAIRメンバー土屋礼央が自分の体験談を元に、みんな投資しようよ! という記事をお送りします。

正直こういうたぐいの記事はダイエット本と同じで、中身で伝えたい事は同じ。違うのは表現方法だけです。

どの記事が自分の心に一番刺さるかだと思いますので、その候補の一つとしてこの記事を目にしていただけたらと思います。

どうやったら効率的に利益を上げられるか、みたいなちゃんとした話はぜひ、他の記事をご覧ください…。

投資の肝はリスクコントロール

まずは投資に対する心構えについてです。

投資とは、利益を見込んで自己資金を投じる事。もちろんリスクも存在します。

「やだー、リスク怖いー」

まずはそこだと思いますが、あなたも働きに出かける時に交通機関を使いますよね? そこで事故に遭うかも知れないというリスクが存在します。

「リモートワークでは?」

パソコンが火を噴き、家ごと燃えてしまうというリスクがあるかも知れません。

結局、人生はどのリスクを選択するかです。

リスクの無い人生を誰も歩んでいません。

投資にもリスクの高い低いがあります。

どのリスクを選ぶかの違いで、通常の仕事→リスクなし、投資→リスクあり、という考え方を見直す所から始めてください。

今日を生きるという事はリスクです。そしてそのリスクをクリアした時に喜びが生まれる。人生はそういう事の繰り返し。

ぜひあなたにあったバランスの良い、心にゆとりが生まれるリスクを見つけてください。

お金をニートにしておくな

「お金は超優秀な家族の一員。ニートのままで良いの?」

僕はよく物を擬人化します。その方が物を大切に使うようになるからです。

ではお金を擬人化してみましょう。

お金君は、何にでも化ける事が出来ます。もちろん、買い物をすれば食べ物や道具に変わります。

それと同時に、働いてくれるのもお金君なのです。

資金を元手に利益を得る。その資金を提供した人に利益の分配がある。

株式会社ですね。

という事は、お金君をその会社に投資すれば、利益が入ってくる。

自身が会社に勤めたら給料が入ってくる。これと一緒です。

お金は働けるんです。自分と同じです!

しかも一つの文句言わず、分け隔てなく額面通り働きます。為替を介せば外国語の仕事場もへっちゃら。日本語オンリーの僕とは大違い。なんて優秀な働き手でしょうか! 自分より扱いやすいかも!

投資の話をすると、「それって儲かるの?」と聞いてくる人がいますが、それは会社の採用面接で「この仕事、儲かりますか?」と面接官に質問するのと同じです。

愛する家族の一員、お金君にどこで働いてお給料をもらえるようにするのか? という事を考えて実行するのが投資です。そう思えれば投資先への愛情も湧きますし、とても建設的です。

そしてあまり給料が良くないな、こんな会社で働かせたくないなと思ったら辞めさせれば良いのです。辞めた時に金額が減っている事もありますが、経験を積んでちゃんと帰ってきます。

さぁ、まとまったお金君に働きにいってもらいましょう。

「俺、100万円!働きにいってくるぜ!」

一年後…。

A「お待たせ、はいお給料10円! いつでも使って良いよー! あ、でも使う時、手数料100円とか取る時あるからよろしく!」

B「お待たせ! はいお給料5万円! あ、でもこれ使わないで、105万円で一緒に電車で働きに出かけてきます! 電車で事故ったらゴメン!」

Aが徒歩で移動している銀行普通預金100万円君で、Bが電車で移動している年利5%の複利運用君です。擬人化するとこういう事でしょうか。

「危ないから家でゴロゴロしてて! あなたが家にいないと心配なの。じっとしてて!」

これが擬人化したタンス貯金です。ニートですね。ニートが悪いと言いません。あなたが、お金という家族を何に例えるかです。もちろん、最も収入の良い投資は自身が働く事な人が大半です。

でも一人で働くだけのお金で家族が暮らしていくのは限界があります。

共働きでも大変です。

出来る限り多くの家族に働いてもらった方がお金の巡りは良くなる。

お金君をニートにしておくなんてもったいない。

ぜひお金にも働いてもらいましょう。

何度でも言います。お金君は本当に優秀です。世界中で通用します。額面通り信頼して構いません。

なんでも擬人化すると、わかりやすいかも知れませんね。

ちなみにお金君を100万円にしたのは例えとしてわかりやすかったからです。

「やっぱ100万円ぐらいはないと厳しいのね…」というわけではありません。

子どもと同じです。1万円の時から働きに出させた経験は100万円になった時に大きく違いが生まれます。毎月1万円ずつで構いません、働きにいかせましょう。

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