2万人超える自殺への対策は喫緊 – 鈴木宗男

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 厚生労働省は昨年の自殺者数は20,830人と公表した。前年より251人少なくなっているが、2万人を超えることは社会問題である。

 自殺者で男性は13,815人で、前年より240人少なくなり、女性は7,015人で、前年より11人減っている。

 かつて交通事故で1万人を超えた時、大きな社会問題として取り上げられた。

 交通事故死が1万人を超えたのは昭和34年以降の高度成長期からである。

 その後、昭和61年から1万人を切り、昭和63年再び1万人を超え、交通事故死をなくそうとさまざまなキャンペーンを張り、警察はじめ行政各自治体も協力し合い、平成8年から1万人を切り、昨年は2,636人と少なくなった。

 命は尊く重い世界でたった一つのかけがえのないものであるということを共通の価値観として、自殺者をなくすことが喫緊の課題として取り組むべきではないか。

 政治の場でも「孤立・孤独・自殺」についての勉強会、動きはあるが、さらに加速して戴きたいものだ。

 私は私の経験から「生きていれば良いことがある。生きていれば逆転もある」と天国と地獄を経験した者としての生きる価値を訴えて行きたい。

 読者の皆さんの是非ともなるご協力をお願いしたい。

 昨夜オンラインでの日米首脳会談があり、今年前半にバイデン大統領が訪日することになった。岸田総理の大きな成果である。

 日米首脳会談が行われれば、次は日露首脳会談を行うことが国益であり、コロナが収束され次第、ダイナミックな対面外交を期待してやまない。

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