読み間違い連発 与党緩みに苦言 – 大串博志

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昨日の衆議院予算委員会において、政府から来年度予算案について提案理由の説明を受けました。

その際、財務大臣からの提案理由の説明に続いて、財務副大臣から補足説明を受けることが慣例となっています。

昨日は岡本副大臣から補足説明を受けたのですが、その際、数字も含めて原稿の読み間違いを連発。私も長く予算審議に立ち会っていますが、一回の発言でこんなに多くの間違いは初めてというレベルでした。

これからその説明をもとに予算案の審議を始めようという段階ですから、間違った内容を説明されるということは言語同断です。

しかも、私たちが議場内で間違いを問題視したために、岡本副大臣は再度手を挙げて、間違いを訂正しました。4ヶ所の訂正でした。

その際、私から「本当に間違いの箇所はそれだけか、もし訂正するなら今しかないが、本当に大丈夫か」と念を押しましたが、政府側はそれだけだということで、予算委員会は閉会となりました。

その後私が速記録をチェックしたところでは、少なくともあと2ヶ所、誤った箇所があります。

これだけたくさん、予算の説明を読み間違うということは本当に言語同断です。それに加えて、どこを読み間違えたかをその場でチェックしていない、政府与党も大問題です。聞き流しているわけですから。

私たち野党側は、その場で、少なくとも合計6ヶ所の誤りがあることを既に確認していました。

このことは、政府与党側の気の緩み以外の何ものでもありません。この様子では、この他にも驚くべきミスがあり得るのではないかと思います。

今、世の中はオミクロン株への対応も含め、わずかな気の緩みも許されない状況と言えます。

その中で政府与党のこの気の緩みは信じられません。

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