※この記事は2021年5月31日に掲載された記事の再掲です。
YouTubeの新しいショート動画プラットフォーム「YouTubeショート(YouTube Shorts)」に、エージェンシーが多くの可能性を見出している。
YouTubeショートが米国でリリースされたのは、インドでの数カ月のベータテストを経たあとの2021年3月のことで、奇しくもインスタグラムが独自のショート動画プラットフォーム「リール(Reels)」をリリースしてから半年後というタイミングとなった。リールがインスタグラムに組み込まれた機能のひとつであるように、YouTubeショートもYouTubeの大規模なプラットフォームに組み込まれている。モバイルアプリでは「Shorts(ショート)」タブが提供され、デスクトップではショート動画の閲覧と検索ができるようになった。ユーザーが作成できる動画の長さは最大60秒だ。しかも、YouTubeの全ビデオアーカイブからコンテンツを再利用できることが、ライバルと決定的に異なっている。おかげで、クリエイターは2011年以降のあらゆるダンスチャレンジ動画を使って、簡単にデュエット動画を作成できる。