東京メトロ・白金高輪駅で男性が硫酸をかけられて重傷を負った事件で、警視庁は25歳の男を全国に指名手配した。
指名手配されたのは静岡市葵区の花森弘卓容疑者、25歳。花森容疑者は24日午後9時ごろ、東京・港区の白金高輪駅で22歳の会社員の男性に硫酸をかけ、首と右肩に全治6カ月のやけどを負わせ、両目の角膜を損傷させた疑いがもたれている。
警視庁によると、花森容疑者は事件当日、1人暮らしをしている静岡市の自宅から東京に向かい、被害者の男性が勤める会社の最寄駅である赤坂見附駅から男性の後をつけたという。事件の後はJR品川駅から新幹線に乗り、その日のうちに自宅に戻ったという。
翌日の午後、静岡駅から逃走していて、その後の行方は分かっていない。警視庁は傷害容疑で花森容疑者の逮捕状を取っていて、見つけ次第、逮捕する方針。(ANNニュース)