想定内の横浜市長選 自民の敗因 – 早川忠孝

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NHKが案の定ゼロ打ちをやった。

実は、まだ開票は始まっていない。
しかし、期日前の出口調査と今日の出口調査を踏まえると、こういう選挙結果になることは大体分かっていた。

やはり無党派層からの支持が1割程度しかなかったというのが、小此木さんの敗因だろう。
自民党支持層の4割程度しか固められなかった、というのもそうだ。

投票率が前回よりも大分アップしたというのも、今回の選挙の特徴である。

どんなに頑張っても、菅さんの不人気を候補者本人が覆すのは難しい。
自民党支持層が大きく割れてしまったことも痛かったはずである。

しかし、すべては予測の範囲内。

想定内だった、などと言うと、それが分かっているのに、なんで横浜市長選挙に立候補したんだ、ということになってしまうが、小此木さんが市長選挙に名乗りを上げた時点では今日の事態はまったく予測できなかったのだから、これは小此木さんや小此木さんの選対の皆さんを責めても仕方がない。

林文子市長は、やはりさっさと後進に道を譲ることを表明すればよかったのに、とは、思うが、林文子市長には市長なりの意地と理由があったのだろう。

自民党の失敗は、林市長を説得しきれなかったことと、やはりコロナ対策が思うように進まなかったこと、さらには、菅さんに選挙の勝ち運が乗っておらず、陣営に選挙の神様が付いていなかったことだろう。

さて、自民党はこれからどうするか。
菅さんは、どうするか。

小此木さんのやることはただ一つ。
捲土重来を期して、明日から動くことである。

いずれ、小此木さんには目が回ってくる。

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