突然だけど、ペンギンってめちゃくちゃかわいいよね。
ぺたぺた歩く姿と丸っこいフォルムは、自然と皆を癒してくれる。水族館などに行くと視線が吸い寄せられてしまう方も多いのではないだろうか。
そんな人気者であるペンギン柄のトランプが、2022年3月15日にフェリシモで販売されてるんだけど……
これ、想像以上にマニア向けのトランプだ……!!
・忠実すぎる再現
このトランプの正式名称は「世界一むずかしい!? フンボルトペンギンのカードゲーム」。
一見、リアルなペンギンの絵が描かれているだけに見えるけれど……実はこのペンギンたちには、実際に会いに行くことができる。
なんと、埼玉県の東武動物公園にいる26羽のペンギンたちがそのままトランプの柄になっているのだ! お腹の模様や個体識別のために羽につけられている翼帯(よくたい)の色まで、忠実に再現されている。
こちらは本物とイラストが並べられた画像。瓜二つすぎて、一瞬どちらが写真でどちらがイラストなのか分からなくなる。
フェリシモのオンラインショップの他にも、東武動物公園の園内でも販売されているそうだ。価格は1300円。
・神経衰弱やってみた
で、このトランプには、そんなリアルすぎるペンギンの絵柄が2枚ずつ収録されている。
──勘のいい方は、もうお気づきになっただろうか? トランプを使った同じ種類のカードを2枚ずつ揃えるゲームと言えば……
そう、神経衰弱!! このトランプでは、同じペンギンを揃えるというマニアックすぎる神経衰弱で遊べるのだ!
東武動物公園の飼育員さん専用の遊び方かな? といった感じだけど、下に名前と生年月日が書かれているので素人でもなんとかゲームを成立させられそう。そんなわけで、一般人が実際に遊んでみた。
今回のお相手は母。対戦よろしくお願いします。
いや~、ペンギン柄のトランプとあっては海洋生物好きの端くれとして負けるわけにはいかな……
………わからん!!!!!!!!
最初は頑張って絵柄で見極めようとしてみたものの、似たポーズのペンギンたちが複数いたこともあってマジで絵柄だけでは見分けがつかなかった。早々に諦めて名前で判断する作戦にシフト。
「あっ、ミドリはさっき見た!」だの「ささだんごはこの辺だった気がする……えだまめじゃん!!」だのとわいわいしているうちに、ゲームは決着。
結果は……母が13組・筆者が14組! ギ、ギリギリ勝利できた~~~!!! 危ねぇ……!
・名前が自然と覚えられる
ゲームをプレイしたのは1回だけだったのに、2人ともカードを見ずともペンギンたちの名前がぽんぽん浮かぶようになってしまった。次は特徴もしっかり覚えて、いつか東武動物公園に行った時にはドヤ顔で「あれはタツヤ、あれはじゃっぱ……」なんて言えるようになりたい。
普通のトランプとはひと味違う「世界一むずかしい!? フンボルトペンギンのカードゲーム」。
生き物好きな人たち同士でプレイすれば、いつもより何倍も盛り上がること請け合いだ!