マウスポインタが脳と直結しているかのような感覚、湧き上がります。
ミリ秒の世界で反応速度を競いあうeスポーツの世界。その現場ではハイレスポンスな入力デバイスが求められます。Razerの最新ゲーミングマウス「Razer Viper V3 Pro」も3万5000DPI(1インチで3万5000ドットも動く)という超高感度を持つモデル…なのですが、最初に紹介したいのはそこじゃない。
軽さです。それも圧倒的な。
気になる価格は2万6480円です。ゲーミングマウスの中でも高級な部類となりますが、過酷な戦場を戦い抜く、そして勝ち抜くための相棒として確かな働きを見せてくれるでしょう。
同時に、イラストレーターや画像レタッチ作業を行なうデザイナー、動画編集が日常のYouTuberにも使ってほしいと感じるマウス。人体の末端部分の1つである手に持つデバイスは軽ければ軽いほど快適な環境をもたらしてくれますよ。
ワイヤレスでありながらたったの55グラム
マルチなファンクションボタンを装備して、マクロキーを自由に操れるゲーミングマウスとは趣が異なりシンプルな造形のRazer Viper V3 Pro。それだけに、軽い。ワイヤレス機ゆえにバッテリーも内蔵しているというのに、たったの55グラムしかありません。
Razerの発表会時には、ライバルと目されるワイヤレスゲーミングマウス(60グラム)との差は5グラム。たったの?と感じたものの、割合で考えたら10パーセント弱の軽量化です。
競技の都合上ライトウェイトが求められるジャンルでは、1割近く軽いってかなりすごい。レーシングカーやロードバイクなどをイメージするとわかりやすいかもしれません。
重さを感じさせないスムースな挙動が気持ちいい
Razer Viper V3 Proって見た目は普通のマウスじゃないですか。そして普通のマウスって100グラムくらいはあるじゃないですか。実際に握って動かしてみると、あまりの実在感のない軽さに脳がバグります。
面積が広いマウスソールが滑りを改善
軽さだけではなく、滑りの良さもRazer Viper V3 Proのストロングなポイントです。通常のマウスよりもマウスソールが広いんですよ。これは滑らかで良質なマウスパッドを使ったときに効果抜群。指先の動きだけで画面全域にマウスポインタを動かせるDPIに設定すれば、手首の負担なくマウシングし続けられちゃうから。
抜群の感度、イラストレーターやデザイナーにも使ってほしい
バッテリーはポーリングレート1,000Hzで最大95時間。8,000Hzで最大17時間持ちます。コンマゼロ何秒の世界で戦い続けるのでなければ、100時間弱は持つと考えて良いでしょう。
クリックボタンのスイッチの耐久度は9,000万回。壊れることってあるの?と思えてくるタフさはさすがゲーミングマウス。前述したように最大感度は3万5000DPIと、群を抜いています。
Source: Razer