お米や水を自動計量&遠隔での炊飯も可能なパナソニックのスマート炊飯器「SR-AX1」でご飯を炊いてみた

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パナソニックが2023年7月上旬に発売する全自動炊飯器「SR-AX1」では、お米や水の計量と投入、炊飯までを全自動で実行することが可能です。さらに、SR-AX1はスマホアプリと連携して、予定に合わせて外出先から炊き上がりの時間やお米の量などを設定することもできます。そんなSR-AX1が編集部に届いたので、外観レビュースマホアプリとの連携に引き続き、今回は実際に炊飯を行ってみました。

「自動計量IH炊飯器」SR-AX1を発売 | 個人向け商品 | 製品・サービス | プレスリリース | Panasonic Newsroom Japan : パナソニック ニュースルーム ジャパン
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さっそくSR-AX1を使ってご飯を炊いてみます。まずは本体天面のお米タンクのフタを開け、お米タンクにお米を入れます。その際の最大容量は2kg(約13.3合)で、必ず無洗米を投入する必要があります。


背面の水タンクを引き上げて取り外します。


「MAX」の線まで水を入れます。水タンクの最大容量は500mLです。


水を入れたら再度タンクをセットします。


おひつ容器に内釜を入れます。


フタをひねってロックします。


本体におひつをセット。


これで炊飯の準備は完了です。炊飯を行うには、まず本体天面の「RICE」ボタンを押して炊飯量を決定します。ボタンを押すごとに、「RICE」の上に表示されるマークの数が2個→3個→4個→1個と変化します。なお、マーク1個につき炊飯できる量は約0.5合です。


炊飯量が決定したら、「START」ボタンを押して炊飯を開始します。


その際にボタンを2度押しすることで早炊きが可能になります。


本体操作で炊飯を行うことも可能ですが、SR-AX1は「KitchenPocket」アプリから遠隔で炊飯を開始することも可能です。KitchenPocketアプリとSR-AX1本体との連携方法は以下の記事でまとめてあります。

お米や水を自動で計量して遠隔での炊飯も可能なパナソニックのスマート炊飯器「SR-AX1」をアプリと接続してみた – GIGAZINE


炊飯を開始するには、まずKitchenPocketアプリを開き、登録家電の欄からSR-AX1を選択します。今回は「GIGAZINE」というニックネームで登録したSR-AX1をタップします。


すると炊飯器の状況を示すページが開きます。時間を指定せずにただちに炊飯を開始することも可能ですが、今回は炊飯予約をしてみます。炊飯を予約するには、「17:00」と表示された時間の欄をタップ。


この画面で、炊き方や米の固さ、炊飯量、炊き上がりの時間などを選択することができます。


お米の炊き方は「銀シャリ」「早炊き」「カレー用」「全がゆ」「5分がゆ」の中から選択することが可能です。今回は「銀シャリ」を選択しました。取扱説明書によると、炊飯時間の目安は「銀シャリ」の場合0.5合で約52分、「早炊き」の場合約40分です。


「お好み炊き方調整」では「やわらか」「かため」の間から好みのお米の固さを7段階で自由に選べます。


炊飯する量の調整を行うには「炊飯量」をタップ。


「大盛」「中盛」「小盛」の中から最大2合までの間で好みの量を設定します。なお、1杯約0.75合の大盛の場合最大2杯、約0.5合の中盛の場合最大4杯、約0.25合の小盛で最大8杯を設定可能です。


上記以外にも、0.5合から2合までの間で「○○合炊く」という指定を直接行うこともできます。今回は「1合」に指定し、「決定」をタップして設定画面に戻ります。


「炊き上がり」をタップすると炊飯が完了する時間を設定できます。今回は約1時間5分後の15時30分に予約しました。


設定が完了したら「炊飯を開始する」ボタンをタップします。


確認画面が表示されるので、「OK」をタップ。


本体から「ピッ」という音が鳴るとともに、「送信完了」の画面が表示されます。「完了」を押すことで閉じることが可能です。


状況確認画面に戻ると、炊飯器の状況が「予約中」に変化し、炊き上がり時間が示されています。


炊飯を開始すると、水、お米の順に内釜へ自動的に投入が開始されます。以下の動画はSR-AX1にお米や水が投入される様子です。

パナソニックのスマート炊飯器「SR-AX1」でお米と水が自動投入される様子 – YouTube
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炊飯中は炊き上がり完了に向けて、ゲージがどんどん進んでいきます。


米・水の投入からおよそ60分後、「ピピー」という音とともに予約時間ピッタリにご飯が炊き上がりました。なお、SR-AX1には保温機能が搭載されていないので、炊飯後はすぐに食べるか冷凍庫などで保存する必要があります。そんなわけでさっそくおひつを本体から取り出します。


おひつのフタを開けるとこんな感じ。


しゃもじを使ってご飯をほぐします。


ご飯を茶わんによそいます。


食べてみると、お米がべちゃべちゃになっていたり、カチカチのままだったりといったことはなく、ふっくらと炊き上がっています。


炊飯後は、内釜とおひつのフタを洗い、内釜とおひつのフタを洗い、水タンクの水を捨てます。


また、おひつが乗っていたプレートや底センサー、連結パッキンを硬く絞ったふきんで拭く必要があります。


パナソニック「SR-AX1」は2023年7月上旬発売予定で、販売価格はオープン価格です。Amazon.co.jpでは記事作成時点で2023年7月1日発売予定で、税込4万5540円で予約購入が可能となっています。

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