映画『マッドマックス:フュリオサ』、新キャラ・ディメンタス将軍が激アツかもしれない

明日5月31日(金)公開!

フュリオサ:マッドマックス』に登場するフュリオサ、イモータン・ジョー、ウォーボーイズなどのキャラクターは、すでにこれまでの作品を見ているみなさんならご存知の面々。しかし、今作で新たに加わったクリス・ヘムスワース演じるディメンタス将軍は、狂っていて血の気が多いだけでなく、撮影中にどんどん変化を遂げたキャラクターです。

クリス・ヘムスワースが映画制作を語る

io9はディメンタス役のクリス・ヘムスワースにインタビューしています。『フュリオサ: マッドマックス』がフュリオサの過去の物語なので、ジョージ・ミラー監督がデメンタスというキャラクターの過去をどのように設定してクリスに教えたかを尋ねてみました。すると、思ったよりも少なかったことが判明。

監督はたくさんアイデアがあったようですが、映画製作の美しさは、ひとつの期待から始まって最終的にまったく異なる場所に行き着くところにあります。監督にも僕にもとっても、このキャラクターは本当に満足のいく形で進化したと思います。

なぜかテディベアが彼の重要アイテムに

クリスは、デメンタスが小さなテディベアを持ち歩いていることを進化の例で挙げています。最初はただの気味悪いウェイストランドの衣装の一部に過ぎなかったようですが、やがてそれ以上のものになっていったとのこと。

脚本ではテディベアにはそんなに意味のあるものではありませんでしたが、やがて守り神となり、過去を表すものとなったのです。

キャラクターがそんな風に成長していくのはなかなかないことです。でも、アニャ(テイラー=ジョイ)との協力があったからこそ、満足のいくものになりました。リハーサル中でも彼女が何かを言ったり、何かをしたりするたびに、僕のパフォーマンスの方向性を考え直すきっかけになりました。

そして映画の最後のシーンは、台本からは想像もできないほど変化したんです。みんなで意見を述べて議論をしたからこそです。これこそが喜びなんですよね。観る人は驚かされたいだろうし、僕たち自身も驚く結果になりました。

デメンタスが一体どこから来た男なのか、そして何を望み、『フュリオサ:マッドマックス』ではどうなっていくのか。最後にどんな驚きが待っているのか。5月31日、日本公開です。

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