不二家の新作「レモネードスカッシュ」 vs 「レモンスカッシュ」

ロケットニュース24

先日近所のコンビニにて、気になる新商品を発見した。不二家の「レモネードスカッシュ」だ。2021年8月16日から販売が始まったものらしい。は? 不二家、自分らでレジェンド級にウマい「レモンスカッシュ」を昔から売っとるやんけ。

「レモンスカッシュ」も間違いなく広義のレモネード。にもかかわらずあえてレモネードという言葉を冠した新作を出すとは、事と次第によっては「レモンスカッシュ」パイセンが黙ってないぞ!? こいつはもう飲み比べるしかねぇ!!

・162円

ということで、「レモネードスカッシュ」を近所のコンビニにて税込み162円で購入。対する缶の「レモンスカッシュ」は自販機で100円でゲット。成分を見てみると、「レモネードスカッシュ」の方がシンプルだ。

「レモンスカッシュ」にのみ、レモンパルプとヘスペリジンの表記が見られる。確証はないが、後者は抗酸化剤として使っているのではなかろうか。となると、風味的には果肉が入っているかどうかの差しか無いのではという疑惑。


また、缶前面の下の方の表記が違う。「レモンスカッシュ」が「果汁10%未満 果肉入り」なのに対し、「レモネードスカッシュ」は「シチリア産レモン果汁使用」、「果汁10%」となっている。「レモネードスカッシュ」の方が、レモンにこだわりがあるようだ。しかし、味に差が出るものだろうか。


・色はほぼ同じ

それでは中身を見ていこう。まずはお馴染みの「レモンスカッシュ」。まあ、見慣れた色である。すこし白濁した、半透明な液体。


そして新作「レモネードスカッシュ」。こちらもすこし白濁した、半透明な液体。


ほぼ一緒。「レモネードスカッシュ」の方が濁っているように見える気がしなくもないが、光の当たり具合な気もする。ぶっちゃけ分からない。炭酸のハジけ具合もほぼ一緒。これはいよいよ、だいたい同じものなのではないかという疑惑が高まる。


・レモン感

残りは味のみ。まずは「レモンスカッシュ」の味を、再確認の意味もかねて先に飲むとしよう。まず来るのは優しい甘さ。そして程よいレモンの味と、強すぎず弱すぎない、ゴクゴク飲める程度の炭酸。

流石はレジェンドだ。まさに黄金比を極めたレモネードだと思う。とてもウマい。缶とボトルで味が違うのはファンならご存じだと思うが、やはり「レモンスカッシュ」は缶に限る。

それでは新作の「レモネードスカッシュ」を飲んでみよう。おっ?


_人人人人人人人_
> 圧倒的酸味 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄


レモン強っ!! 野生のレモンの荒々しさのようなものを感じる酸味の強さ。なるほどね、よりレモンを前に押し出してきたというワケか。これは好みが分かれるところだと思う。

お馴染みの「レモンスカッシュ」の優しい酸味と飲みやすい甘さ、そして程よい炭酸のトリニティが生み出す最強の爽やかさと抱擁感は揺るがない。が、時にはドライでハードなプレイが欲しい時もあるだろう。「レモネードスカッシュ」はそういう願望に応える一品ではなかろうか。

商品名やパッケージのデザイン的に自然と比較する流れになってしまったが、飲んでみると全く別物だ。「レモネードスカッシュ」は、「レモンスカッシュ」の甘さがあまり好きではないという方に刺さりそう。酸っぱいのが好きな人向け。

参考リンク:不二家
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

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