実はエコなバンドです。メタリカの欧州ツアー機材車はEVトラック

It’s Electric!

咋年4月14日に発売した新アルバム『72 Seasons』お披露目のため、「M72 ワールド・ツアー」で世界を行脚するヘヴィメタルバンドの大御所メタリカ

ヨーロッパのツアーで機材を運ぶのは、イマドキなEVトラックなんですって。

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Video: www.encamion.com / YouTube

マットブラックのボディーに、アルバムジャケで基調となった黄色が映えて目立ちますね。

2カ月で9カ国を周る

メタリカとパートナーになったのは、イタリアの産業用車両メーカーIVECO。2024年5月から7月までの短い間ですが、ドイツ、イタリアから北欧を周り、フランス、ポーランド、スペインと9カ国を走り、全14ステージのお供をします(世界を周る全行程は2023年4月27~2024年9月29日)。

地続きなので長い旅路になりますし、もしガソリン車だったらかなりの排気ガスを撒き散らすことになりますよね。

なぜEV?

実はメタリカ、サスティナブルな社会を実現するための社会活動団体「All Within My Hands」を運営しているんです。

そこで掲げるCO2削減の理念と合致して、EVが採用されることになりました。

ツアーにはEVトラックの「S-eWay」と天然ガス車の「S-Way Metallica Special Edition」、スタッフを運ぶEVミニバス「eDaily」と天然ガス車の「Daily Natural Gas minibuses」が使われるとのこと。これらを使うことで、排気ガスが低排出となります。

効果は微々たるものかもしれないが

数万人の観客が移動する際のCO2や消費電力などを考えると、総合的に1回のステージは膨大な量のCO2を出すことになるでしょう。ですが僅かながらでも、EVでカーボンオフセットをしたい気持ちは大事だと思います。

昔ならロック〜メタルバンドは破壊的なイメージでしたが、地球に優しくなったのは時代ですねぇ。

Source: YouTube, X, IVECO, All Within My Hands via electrek
Reference: Wikipedia

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