な、な、なんじゃこりゃああ!?
「Stylophone(スタイロフォン)」は、ペンで鍵盤をタッチして演奏するおもちゃのようなシンセ。一方の「Theremin(テルミン)」は、世界初の電子楽器とも言われる実験的なシンセ。
強烈な個性を持つ2つのシンセが、よもやよもやで1つの姿になってしまいました。その名もストレートに「Stylophone Theremin」!
本能で操作する奇妙サウンド
あまりにもユニークなStylophone Thereminですが、その性能はかなり堅実です。テルミンと同様に空中に手をかざして操作するスタイルはそのままに、ディレイやビブラート、波形変更、ピッチ範囲など、本格シンセめいたサウンド設定が可能に。
じゃあスタイロフォン要素はどこにあるのかというと、今までペンでタッチしていたリボンコントロール操作が、ツマミによるスライド操作になっています(本体右下部分、ペンの代わりにスライダーをカシャカシャ動かす)。大きなトリガーボタンを押すことで音が出ます。
ビルトインスピーカーにヘッドホン端子、ライン出力も搭載。ガチ感漂うデザインなのにスピーカー内蔵なのはありがたいですね。「気分転換にちょっとテルミンするかぁ」ってときでも、電源を入れればすぐ演奏できますよ。
公式サイトにて予約受付中で、価格は110ドル(約1万5930円)。このレトロフューチャーな佇まいはインテリアとしても最高だし、デスクに置いて秘密基地感を出すのも良いねぇ。
Source: Stylophone