年末年始のイルミネーションを撮るのに、これは最高の1本です。
エモい写真が好きなら、丸ボケの輪郭がクッキリ映し出されて、シャボン玉が飛んでいるような絵面となるバブルボケも大好きななず。
これ、実際に撮るには、古くてかつシンプルな作りのレンズが必要でした。
有名どころではMeyer-OptikのTrioplan 100mm F2.8という3枚のレンズを使ったトリプレットレンズがあるのですが、コイツがちょっと高い。復刻版の価格は17万円超えだし、程度中くらいの当時物でもショップ店頭では10万円くらいの値札がついています。
マニュアルだけど安い!
しかし!マニュアルレンズだけど、安価で程良い品質のレンズを作りまくっているTTArtisanの手にかかれば!
Trioplanと同じ100mm f/2.8のスペックを持つM42マウントレンズが2万9700円、ライカMマウントでも3万7800円で買えちゃうぞ!
背景に点光源となる要素を入れることで、ご覧のように色とりどりのバブルが飛び交う世界になります。うむ。ファンタジー。
強い光源がないとボケがざわついてくるんだけど、コレはコレで味がある。Lightroomで粒子ノイズを足したくなるビンテージな写りですよね。エモエモある。
ポートレートみたいに、主題となる被写体をどーんと取り込んだ写真が好きな人なら、1本は持っていて間違いのないレンズですよ。
Source: 焦点工房