またLinuxがWindowsに近づくのか…絶望のブルースクリーンがやってくる

そんなところまで似なくっても…?

使っているWindowsのOSバージョンが期限を迎えるたびに、もうLinuxに乗り換えちゃう? そう問いかけてきた人って、結構おられると思います。

ですが、やっぱり敷居が高く感じられ、Windowsを使い続ける選択肢になるという繰り返しだったかもしれません。だけど、もしかするとLinuxの使いやすさは、格段にレベルアップしているのでは?

ブルースクリーンを採用か

このほどPCMagは、Linuxの起動からシステム管理を司っている「systemd」をめぐり、新たに「systemd-bsod」なるコンポーネントが、バージョン255へ追加されると報じました。

この「bsod」というネーミングは、あのWindowsが固まってフリーズしてしまったときに表示される、死のブルースクリーン(BSOD)から来ているみたいです!

つまり、これからはLinuxでも、もしなんらかの異常が生じてシステムが動かなくなってしまったら、ブルースクリーンになるってことなのでしょう。

ちなみにそのブルースクリーン画面は、まだだれも見ていないので、現時点では想像するしかありません。しかしながら、WindowsのブルースクリーンではQRコードが表示され、エラーの解決に役立てられるようになったのと同じく、Linuxでも似たような画面になることが明かされていますね。

試験的な第一歩に

どうやらsystemd-bsodはまだ試験的なレベルの話らしく、本当にバージョン255に実装される段階では、もう少し違ったものになってしまう可能性もあるようです。

とはいえ、最近でこそ遭遇する機会は減りましたが、Windows XPの時代なんてしょっちゅう目にしていたブルースクリーンのエラー画面を、Linuxでも見られる時代が来るかと考えると、なんだか不思議な感覚です。

折しもWindows 10ユーザーにとっては、思い切ってWindows 12のマシンにでも買い替えるか、はたまた高いお金を払い続けてWindows 10にしがみつくか? そんな決断を迫られるタイミングが刻々と迫っています。いろんな意味で、Windowsと似た感じで使えるようにもなってきたLinuxが、また脚光を浴びるときとなるかもしれませんよ~。

Source: PCMag

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