音質? 通話性? Appleユーザーが「WF-1000XM4」を導入するとこうなった

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2021年7月30日の記事を編集して再掲載しています。

う〜ん、どっちも良いけれど…。

ソニーのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」。僕もたっぷり、それはもうたっぷりと試しましたが、あ〜ソニーさん正解出しちゃったか〜と言わざるをえない完成度。音質もノイキャンも、現代において最強クラス

ギズモードでは動画でも「WF-1000XM4」をレビューしてるのですが、皆さんもうチェックしてくれましたか? ガチガチのAppleユーザーである編集部員の綱藤が、AirPods ProとWF-1000XM4を比較する内容となってます。

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なんで終始楽しそうなの?

「14分も動画見てらんないぜ!三行でまとめて!」というテキスト派のために、三行は難しいけど3段落にわけて動画の内容を紹介します。では、いってみましょう!

音質とノイキャンの話

そもそも最近のフラッグシップなイヤホンは、ぶっちゃけどれも音質が良い。数年前のように音質だけで比較できるものではなくなってきましたし、さらにはメーカーでそろえるエコシステムの利点も加わってきました。AirPods ProならAppleデバイスとの連携が優秀だし、ソニー製品なら独自のLDACコーデックが使えたり(Android限定で)。

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そんな前提において、綱藤的には「音質で選ぶならWF-1000XM4、通話性能ならAirPods Pro」とのこと。独自のアップスケーリング技術「DSEE Extreme」をオンにすれば、iOSユーザーでも高音質が楽しめるし、ノイキャン性能もAirPods Proより優秀。音質ならソニー!

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一方で、Appleは空間オーディオ、ソニーは360 Reality Audioという、それぞれ独自の立体音響技術を持っています。比較試聴した綱藤によると「どちらかというと360の方がわかりやすかった」そうです。ここの違いは好みになってくるでしょうね。

通話するなら装着しやすいAirPods Pro

ビデオ会議や通話の際は、WF-1000XM4よりもAirPods Proの方が良いとのこと。これねぇ、僕もわかります。マイク性能でいうと、WF-1000XM4は魔法のごときノイズカット性能なんですけど、いかんせん装着感がAirPods Proの方がラクすぎる。で、装着感がラク=話しやすいんですよ。

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これ、WF-1000XM4の装着感が悪いということではなく(むしろ良い、専用イヤーピースも良い!)、耳に異物感があるってことなんです。耳に異物感があるとしゃべっていてなんだか落ち着かない。AirPods Proは異物感が少ないし、さらに装着自体もWF-1000XM4に比べるとスムーズなので、通話には向いてる。そういうとこです。

ただ、装着感は個人差がある部分なのでなんとも…というのが綱藤の言。僕としては、地下鉄や工事現場のような轟音ひしめく環境で通話するならWF-1000XM4、日常的な通話やテレワークならAirPods Proで充分かなと。

端末の切り替えやすさは、どっちも優秀

近年のワイヤレスイヤホンは、複数のデバイスに接続できるマルチポイント機能がウリのひとつ。スマホやPC、タブレット、それぞれを簡単に行き来できるつなぎ方ですね。AirPods ProであればMac製品とiOS製品は簡単に行き来できます。

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WF-1000XM4もマルチペアリングには対応しているので、最大8台までデバイスを登録可能。しかもiOSなら、ショートカットアプリを使えば設定画面にいかずともWF-1000XM4に切り替えできる方法を発見したそうな。これでAirPods Proなみの接続のしやすさに!

結局、どのエコシステム?

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まとめとしては「いざ使ってみると、WF-1000XM4で良いシーンが多い気がする。エコシステムでいうと、AirPods Proをやめた方がType-Cで充電できる製品で揃えられる」と。そもそも綱藤もAppleエコシステムが便利だからAirPods Proを使ってるフシがあったものの、WF-1000XM4に変えても困るシーンが思いのほか少なかった、そんなオチみたい。

なので、動画のテーマである、Appleユーザー(=AirPods Pro現役ユーザー)からみたWF-1000XM4の活かし方でいうと「端末切り替えもラク、音質も良い、ノイキャンも強い。言うこと無くないですか?」というお話でした。WF-1000XM4は、昨今のAppleエコシステムにも食い込めるイヤホンだった!

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